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リュウグウノツカイ
2009.01.28|umiushi
深海魚って、浅いところにくると「お゛えっ」ってはらわたブチ撒けちゃうんじゃなかった?という疑問もあるのですが、
そしてニュースによるとやっぱりすぐ死んじゃったみたいですが、
とにかく「竜宮の使い」なんて粋な名前つけますよね。
(海亀じゃないのか、という野暮なツッコミは無しで)
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それにしてもちょっと懲りすぎな気もします。凝るだけならまだいいんですが、生き物の名前って、ときどき変ですよね。
というわけで、極私的「変な名前ランキング」
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第5位 オジサン
見てのとおり、ただの魚。ヒゲがあるからオジサン、って、ドジョウやナマズはどうなる。
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第4位 トゲアリトゲナシトゲトゲ
*写真はキベリトゲトゲです
「棘あり棘なし棘々」・・・禅問答みたいですが、
棘のあるハムシ(コガネムシのたぐい)だから「トゲトゲ」、
それの親戚だけど棘が無いから「トゲナシトゲトゲ」、
さらにその親戚でやっぱり棘があったから「トゲアリトゲナシトゲトゲ」・・・
・・・目が回るわ!
ただしこれはいわゆる「標準和名」ではない模様。さらに言うと「トゲトゲ」という名前自体があまり使われなくなっているとか。まあいいや。
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第3位 ホトトギス
ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば ただ有明の 月ぞ残れる
などと和歌にも詠まれる、日本人にとってなじみの深い鳥。何が変かというと、
これ全部ホトトギス。おい・・・
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第2位 カワテブクロ
見たまんま。皮手袋。ヒトデの仲間。
これだけぶ厚ければ、ドライアイスだろうが焼きゴテだろうが握れる。握ってどうする。
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第1位 オニヒトデ
ヒトデが上位独占してしまいましたが、私的ランクなので問題ないのです。
ヒトデのような平和な生き物に「鬼」とはこれいかに
実は英語では”Crown of thorns”、つまり「イバラの冠」、キリストがかぶらされたやつですね。
いやそれ痛いって!やめろって!
おっかない名前をつけるもんだ。
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番外 ウスバカゲロウ
何の変哲も無い虫、薄羽蜉蝣。右の幼虫のほうが有名かも。
・・・薄馬鹿下郎・・・