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ドラゴンクエストⅨ発売延期と友からの約束について

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2009.02.15|iwamura

ドラゴンクエストⅨの発売延期が発表されましたね。感じたことがあって筆をとってみました。

ウェブなんかを見ると、会社的に、というか、会社側から厳しいコメントが出されていたり、ファンの間でも、いろんな意見や憶測が飛び交って、まあこれは、「有名税」といえば有名税なんだけれども。

そもそも、とてつもなく偉い大御所先生たちと、相当な売り上げを期待する会社、及び関連企業、その家族、が制作者の背中にはぴたっと張り付いているわけです。

しかも、上記のようなプレッシャーの中で、それと反比例した、新しいシステムをガンガンに使った攻める仕様。そしてできるだけ多くの人にプレイしてもらうための「DS」という決断。そこへの異論反論への対応

俺だったらとてもじゃあないけれど、ここまでチャレンジできないなあ、と思う。

そのすべては、一人でも多くの「お客様の『おもしろい!』のため」。

そんなふうに語っていた、ドラクエⅨのプロデューサー市村龍太郎から、本日連絡が届きました。

この連絡は、ROCKETWORKSのサイトでやったインタビューの英訳掲載に関して、他社の協力も仰ぎ、業務進行中であったため、その件について戻してもらったもので、彼が片手間だったとか、そういったことではない。

そもそも、彼の仕事は鬼のように早い。当人の結婚式前夜、式場質問のメール(そんなメールも友としてひどいが)に対し、1分で親切・迅速に返信してきた、そんな男です。

で、彼からの連絡の内容なんですが、こういうところでそのまま発表すると下衆なので、それは避けますが、ただ、その連絡を読んで、肚に力が入ったというか、「覚悟を決めた男からの手紙」というものは、いつの時代も、魂の震えるものだと、小生は思いました。

内容には、経営陣と、最後ギリギリまで何度も話し合いがもたれた由、また、それや今回の結果についての、彼の思いがしたためられており、小生は涙を禁じ得ませんでした。彼の決意の書であった。

あれだけ大きな会社で、あれだけ大きなタイトルを、同じくらいの歳の男が背負い、動かしている事実が、小生にとっても生きる勇気です。

思えば、入社式で、ツンツンヘアに突っ込みを食らい、人事部長に怒鳴られてトイレに入った小生を、追いかけてきてくれたのが市村龍太郎その人であった。

そして、実はドラクエ史上初、前作Ⅷを予定日通り世に送り出したのも彼の仕事です。

ROCKETWORKSインタビューも、スクエニとしてNGが出そうになったときに、「友達だからやるんだ」と言ってくれたのも彼であったし、インタビュー掲載進行が、途中ベロベロになって、青息吐息になったときに、それでも一番優しい言葉をかけてくれていたのが、一番迷惑をかけた当の本人である市村龍太郎であった。

ドラクエファンのみなさんへ。

市村龍太郎を信じて、発売日を「楽しみに」待って欲しいです。

究極の作品にする」という約束が、彼からの手紙の結びでありました。

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