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指導者に「気づいて」欲しいこと。/桑田真澄さんblogより
2009.03.16|iwamura
と、いうことで、今週は野球の神である桑田真澄さんのブログから。
先週末ぐらいから、大分スゴい閲覧数を記録していたのですが、「彼が言うから」重いエントリーのご紹介。
今、WBCが、すごく盛り上がっているね。
どこの国が勝ったとか、誰が打ったとかは、興味ないけど、
投手の球数制限やコールドゲームなどのルールが気になったね。特に投手の、70球という球数制限。
WBCを観ていた、日本の野球指導者に、
勝った負けたよりも、ぜひ、「気が付いて」もらいたいね。体力、精神力、技術を兼ね備えたプロの投手に、
70球以上投げてはいけないと言っているんですよ。
それなのに、体もできていない成長期の小学生、中学生、高校生、大学生に、
練習や試合で、100球、200球と投げさせている指導者が、何と多いこと。
この現状は、とても恐ろしいことだよね。勝利至上主義以外、何物でもないよね。
学生時代は、育成が大切なのに、どんなことをしてでも勝つことしか考えていないん
だよね。
子供の将来なんて、何も考えていないんだよ。日本の野球指導者にお願いしたいことです。
厳しい言い方かもしれないけど、
「気が付いてください」「気付いてください」よ。自分に甘くそして、優しく、子供達に厳しい指導者は要らないですよ。
たばこを吸いながら、ミーティングをするのは止めて下さいよ。
練習中に、煙草すら我慢できない弱い人に、何が指導できるんですか?
子供達を指導する前に、誰かに指導してもらってください。WBCの話からだいぶん離れましたが、
指導者としての、最低限のマナーや知識は、身につけてほしい思いから書きました。
厳しい言い方かもしれませんが、
子供達のために、僕たち大人が率先して行動に移してみませんか?
その姿勢を見せていきませんか?※「気がつく」桑田真澄オフィシャルブログより抜粋(部分略)
苦労して、隠れてグラウンドの泥水も飲んで、投げ込みで体も壊して。
そういう彼だから言える言葉。
これらは、会社や仕事にも当てはまる部分があるような気もします。(大人を管理職に、子供を新入社員に当てはめても文章が作れる?かもしれないス。)
エラいからイバっていいとか、昔苦労したからイバっていいとか、でも、個人的にはそいうのも、俺は大事だと思うんだけれども!
精神論で野球強くなるとか、根性出せば仕事が取れるとか、でも、個人的にはそういうのも、俺は大事だと思うんだけれども!
ただ、野球をずーっと見てきた、時代を作ってきた彼の言葉に、3月後半戦!まず耳を傾けて、今週も頑張ってみましょう!
実るほど、頭を垂れる、稲穂かな。。。
彼のブログはこちらで全て読むことができます。
静かに、熱い闘気、感じてください。