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スローバラード
2009.05.12|iwamura
忌野清志郎さんが亡くなられて10日が経ちました。
ぼくは音楽のこととか、ロックのこととか、忌野清志郎さんのことも、ほとんど知らないです。
でも、最後まで走り続けた、突っ張り続けたオッサンだったなあ、というのは、お葬式からも伝わったけれども、公式ウェブサイトからもひしひしと伝わる。
なんだこのトップページは!
病床で、彼が最後に書いたメッセージも、なんかスゴくて。エネルギッシュで。「ありがとう」がいっぱいで。
なんだか、これはぐっときてしまうなあ。命の火が見える絵だなあ。
おれだったら、ここまで、できるだろうか。そう、思った。
みなさんは、どう感じられますか。
中学校1年生の時に、友達に借りたCDで初めて聞いたのが、最初だった。
「雨あがりの夜空に」「トランジスタラジオ」がいいぞ、と、友達が勧めてくれたのだが、あのときを思い出す、一番好きだった曲は、ぼくは「スローバラード」です。
早く、大人になりたいと思って、なんども、なんども、聞いた曲でした。
☆「スローバラード」
あのころわからなかった気持ちが、わかる歳になって、わからない歳になりつつある自分が、こわい。
いつまでも、突っ張り続けられて。
そして、いつまでも叫び続けられる、怒れる、泣ける、笑える、人間でありたい。
愛せる、ありがとうが言える、人間でありたい。
そう、思います。
ありがとうございます。
合掌。