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地球規模のヒキコモリ軍団
2009.07.18|umiushi
前からたまに触れてました中央リニア新幹線、某N野県の方々が未だに頑張ってらっしゃることを知り、猛烈な義憤にかられて記事を書いてたのですが、
放送禁止用語・差別語のオンパレードになってしまった。
会社のブログでこれはマズイと思ったので、マイルドに書き直して私的な場所(mixiですね)でアップするにとどめました。
もっとも「このブログも私物化してるだろお前」と言われたら返す言葉もありません。
ともあれ、一度燃え上がった怒りを鎮めようとしたら、こんな記事を発見しました。
超深海9000mの楽園、ウミユリ群生
太平洋の伊豆・小笠原海溝の深さ約9000メートルの海底で、深海生物のウミユリが群生する様子を、海洋研究開発機構の無人探査機「かいこう」が撮影した。
ウミユリはユリの名が付くが、ウニやヒトデの仲間(棘皮(きょくひ)動物)で、今回の場所は、棘皮動物の生息地としては世界で最も深い。画像を分析した東大や筑波大のチームが動物学の専門誌に発表した。
研究チームは、かいこうが1999年12月の調査で撮影した動画と写真を分析中に、多数のウミユリが写っているのを確認した。ウミユリは茎(柄)の部分が約13センチ、花びらのような腕の長さが約10センチ。深海に生息するチヒロウミユリ類の一種とみられる。
6000メートル以深は超深海と呼ばれ、大気の数百倍の水圧にさらされる冷たい暗黒の世界。発見された場所は海溝のほぼ最深部で、このような場所 にも餌となる有機物が豊富に存在する可能性を示すという。研究チームは「まだ調査されていないほかの深海底にも、同様の群生地があるのではないか」とみて いる。
・・・9000mっていうと、えーと、エベレストの標高より深いのか。
「日本の国家予算」「コミケで動く金額」「百億万円」みたいな、現実感のない数字で、何がなんだかわかりません。
ていうか、なんですかこのイキモノは。
◆ウミユリ◆=海底に固着する棘皮動物で、その姿は茎と花のように見える。古生代には広く分布していたが、その後は減少、現在は生き残ったグループが「生きた化石」として深海底にひっそり暮らしている。
古生代っていうと、恐竜より前ですよね。
その後は減少ってことは、地上がジュラシックパーク状態だったころには、もうヒキコモリ生活に向かって突き進んでたってことですか・・・
なんだか途方もなさすぎて、ジンルイの諸行なぞまさに無常に感じられますな。時間的にも空間的にも。