Mykoちゃん、Cたん


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ファッショナブルなドキュメンタリー映画が流行中。

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2012.03.12|☆KAYA☆

月曜日は☆KAYA☆です。

音楽はいち早く動画になったけれども、

ファッションは最近ようやく動画になり始めた。

多くのコレクションブランド(ファッションショーを行うようなハイブランド)

たちが、コレクションの動画を生中継で配信し始めたのだ。

世界4大コレクションの幕明けを飾り、4日間の日程でスタートしたミラノ・メンズファッションウィーク。最終日となる17日は、「DSQUARED² (ディースクエアード )」「GIORGIO ARMANI(ジョルジオ・アルマーニ)」がショーのライブ中継を予定している。(引用;Fashionsnap.com

音楽はどんな時代も大衆的で、全ての人に平等に与えられたが、

ファッションはその昔、階級に応じて限られた人達しか着られない物もあった。

パリ・ミラノ・NY・ロンドンで行われる年二回のコレクションは、

世界中のほんの一握りの人達しか見る事が出来なかったし、

それがとっておきのステイタスだったが、もはや時差無く私たちも拝見出来る。

今やファッションは誰にでも平等で、動画で見る物になっている。

そんな中、まだ実在している(生きる伝説と化している)

ファッションの重鎮達のドキュメンタリー映画が流行している。

まずはご存知の方も多いだろう映画「プラダを着た悪魔」で

鬼編集長のモデルにもなった米版VOGUEの編集長アナ・ウインター

のドキュメンタリー。このブログでも紹介しましたよね。

その名も「The September Issue」(邦題は「ファッションが教えてくれる事」)

ファッション誌の一年は、9月からスタートする。

(秋冬の新作ファッションが9月号の雑誌から掲載されるため)

その為、ファッション雑誌は一年に一度の9月号のために

半年以上も前から構成を練る。

たった1ページも妥協を許さない鬼編集長アナに驚き、

多くの事を学ばされる映画。

この映画にも出てくる今や生きる伝説となったトップデザイナー

カール・ラガーフェルド

FENDI、イヴ・サン・ローラン、CHANELなどのデザインを努める。

彼の仕事風景を追ったドキュメンタリー映画

「sigh chanel カール・ラガーフェルドのアトリエ」

彼がCHANELのデザインを書き上げ、ランウェイのフィナーレを

歩くまでを追った作品で、世界一の職人達が多く出演する。

彼のデザインは、数本のペンでさらりと描いたデッサンのみ。

そのメモ書き程度の絵を見て、アシスタントたちはパターンを引く。

クビ回りのディテール、ウエストの絞り具合、裾の長さと

布の素材まで、カール様の世界感を把握しているのだ。

そしてCHANELには、ココ・シャネルが生きている頃から

大事にしているお抱えのお針子さん、靴職人、ガロン職人達が多くいる。

中でもガロン職人は、フランスの田舎に暮らす老婆1人で行っており、

後継者はおらず、CHANEL独特のツイードは、今後作れなくなるかもしれない。

次に紹介するのは2008年に亡くなったイヴ・サンローランの

ドキュメンタリー映画「イヴ・サンローラン」

18歳の時クリスチャン・ディオールのアシスタントとなり、

ディオールの急死後21歳の若さでデザイナーに就任。

26歳で自身のブランド「YSL」を立ち上げ、

72歳で亡くなるまで、常にプレッシャーと戦ってきた彼。

苦悩な人生と、支えてくれていたパートナーとの愛のドキュメンタリー。

 イヴ・サンローラン(Yve Saint Laurent)は、1955年にクリスチャン・ディオールのアシスタントとなり、その2年後、57年のディオールの急死により、21歳の若さで主任デザイナーに抜擢される。 翌58年にはディオールのメゾンの仕事仲間としてピエール・ベルジュと出会い、デォオールの最初のオートクチュール・コレクションを発表。
 そして、26歳を迎えた1961年にベルジュとともに<YSL>のイニシャルを冠した自分のブランド”イヴ・サンローラン”を創立する。1966年には、パリのセーヌ河左岸にプレタポルテの最初のブティック”サン・ローラン・リヴ・ゴーシュ”を開店。その後、サンローランは、ビジネスとプライベート双方に渡るパートナーとなったベルジュのプロデューサー的なサポートを得て、<モンドリアン・ドレス>、<スモーキング>、<サファリ・ルック>、<パンタロン・スーツ>、<シースルー・ルック>などの革新的女性ファッション・スタイルを次々と生み出し、世界にその名を轟かせた。
 この映画は、自らサンローランを敬愛していたフランスの写真家・美術造形家のピエール・トレントンが、親交のあったピエール・ベルジュの協力を得て、膨大な資料から写真や映像を選別して制作した。
1966年頃、アンディ・ウォーホルのファクトリーで、サンローランがウォーホルやミック・ジャガーとの団らんシーン。ミックがピアノを弾きながら、エルビスの「テディ・ベア」を歌っている・・・・とても興味深い映像。
ピエール・ベルジュの親しい友人である画家ベルナール・ビュッフェが、サンローランをデッサンするシーン。古くからの女友達のベティ。YSLのミューズのモデル、ルル・ド・ラ・ファレーズ。
ベルジュとミッテラン大統領との親しげなシーン。そして、1985年にサンローランはミッテランから栄誉あるレジオン・ドヌール勲章を授与される。1998年のフランス・ワールド・カップの決勝戦前夜、サン・ドニのスタッド・フランス(国立競技場)で行われたサンローランの創作40周年記念セレモニー。世界から集まった300人のモデルがYSLの歴代コレクション作品を着て登場する壮大なスケールのSHOW。2002年の引退を表明した創作回顧SHOWに登場した60年代から親交のある女優カトリーヌ・ドヌーブ。サンローランとベルジュがプライベートの時を過ごしたパリ・バビロン通りのアパルトマン・・・・モロッコ・マラケッシュの別荘・・・・ノルマンディ地方ドーヴィルの城館・・・・。
マラケッシュの別荘に集められた最高の美術品の数々・・・・ブランクージの円柱、ドガ、マチス、モンドリアン、ピカソ、ゴヤなど・・・・その成功の代償として、彼の芸術魂の分身として置かれた驚異のコレクションに囲まれ、サンローランはモード界の喧噪から逃避するように、安らぎを得たという。
 2008年、サンロッシュ教会でのサンローランの葬儀で最後の別れの言葉をかけるピエール・ベルジュ。ピエール・トレトン監督はこれらの貴重な映像シーンを効果的に編集し、サンローランの作品中心ではなく、彼の人間性にフォーカスした構成に仕上げている。常に理想を求める繊細なクリエイターのサンローランが、過酷なモード・クリエーションのプレッシャーの中で、孤独な苦悩と闘っていた傍らで、50年間寄り添うように愛を注ぎ続けてきたベルジュ。この映画のテーマは、イヴ・サンローランの伝記というより、サンローランとベルジュ、そして二人の芸術的創作へのラブストーリーである。それは、原題の<L’amour Fou/狂おしい愛>にも表されている。(引用;PAULさんのブログ
サンローランや、シャネルもしかり、伝説のデザイナーは

孤独である事が多い。

次にこれから公開される映画は、ファッションにとって

無くてはならない存在のヘアメイク。

皆さんご存知「ヴィダル・サスーン」のドキュメンタリー映画。

私たち日本人の知っているヴィダル・サスーンは、P&Gのシャンプー。

その歴史には、サスーンの得意としたボブカットと、

イギリス生まれイスラエル国籍のユダヤ人という

複雑な人種差別と時代背景があった。

2012年に83歳を迎えるヘアスタイリストVidal Sassoon(ヴィダル・サスーン)の生涯を追ったドキュメンタリー映画が、5月26日に公開する。ハサミ1本で世界のファッションを変えたVidal Sassoonの軌跡を、Vidal Sassoon本人をはじめ、Mary Quant(マリー・クワント)や、英「VOGUE」のクリエイティブディレクターGrace Coddington(グレイス・コディントン)ら友人や家族、元スタッフのインタビューと共に綴るドキュメンタリー。渋谷アップリンクを皮切りに、全国 で順次公開する。Vidal Sassoonは、ヘアアイロンやコテ、ヘアドライヤーなどのヘアケア用品を展開するメーカー「VIDAL SASSOON」の創始者。パーマスタイルが流行していた1960年代のロンドンで、シャープなカットラインの「ボックスボブ」や、事故で片目を失ったモ デルのために考案した「ザ アシンメトリック ジオメトリック」など、次々と斬新なスタイルを発表。Vidal Sassoonの手がけるヘアカットは”サスーン・カット”と呼ばれ、ファッションシーンを牽引してきた。映画監督Roman Polanski(ロマン・ポランスキー)が1968年に制作したホラー映画「ローズマリーの赤ちゃん」では、主役のMia Farrow(ミア・ファロー)のヘアカットを担当。また、過去にはVidal Sassoon本人が「VOGUE」誌の表紙を飾った経験がある。

 ドキュメンタリー映画「ヴィダル・サスーン」では、1928年に生まれ、ユダヤ人としてロンドンの孤児院で育ち、情熱と努力で旧態依然とした美容 界に革命を起こしていったVidal Sassoonの生涯を、本人が出演している映像を通じて描く。監督はCraig Teper (クレイグ・ティパー)。アメリカ人俳優のMichael Gordon(マイケル・ゴードン)らがプロデューサーを務める。渋谷アップリンクの他、銀座テアトルシネマや新宿武蔵野館で公開する。

◆映画「ヴィダル・サスーン」
公式URL:http://www.uplink.co.jp/sassoon/

これらの映画は、ファッションが好きな人だけじゃなく、

50年代〜80年代の歴史が好きな人、

クリエイトする事が好きな人、働く事が好きな人に見て欲しい。

まだまだ紹介したいファッションドキュメンタリー映画がありますが、

今日のところはこの辺で。

いよいよ来週から世界4代ファッションウィークに続き、

Tokyo Fashion Weekが始まります。

ギャル文化だけじゃない、日本の一流ブランドたちの

コレクションの様子が、Ustで生中継される予定です!!!!

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