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東電また値上げ/だが断る

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2012.03.29|iwamura

と、いうことでJOJOが好きなのですが、先日GUCCIともコラボした岸辺露伴センセイが、やっぱりイイですよね。

しかし、GUCCIなんて買ってウカれていられない事態が発生しております。

ひとつは消費税の閣議決定及び国会提出が見え始めてしまったというニュース。

そしてもうひとつは、これはどっちも相手のニュースで目立たないと思ったが双方ネタ的に相似しており、思わず上記消費税ネタとコンボになってしまった感のある、「こんなあ、はじめから契約せんかったら、ほかよりも電気料金上げてやるけんのう。こっちはいつ電気止めてもええんじゃけえ。」という、なかばヤ○ザな契約を、青息吐息の震災後企業に、今またここで東電が押し迫るという香ばしい事態が発生しております。

東京電力の4月から始まる企業など大口向けへの平均17%の値上げをめぐり、また新たな波紋が広がっている。
東京電力は、27日の会見で「新しい契約料金に賛同できないと、契約が成り立たないので、電気をお届けすることが難しい」と語った。
東京電力は、値上げを拒否した場合、電力の供給を止める可能性を示唆した。
全国に先駆け、値上げ分の不払い運動を行ってきた埼玉・川口市の商工会議所からは、怒りの声があがっている。
川口商工会議所の児玉洋介会議は「(電気を)止められるものなら止めてみろっていう気持ち。公正取引委員会に訴えて、独禁法違反ということで、東京電力と戦うことにしています」と語った。
東京電力は、値上げを拒否したまま契約の更新を迎えた場合、すぐには電気を止めず、PPS(特定規模電気事業者)を紹介するという。
そのうえで、もしPPSとの契約ができず、結局、再び東京電力と契約する場合、驚きの契約内容が明らかになった。
東京電力は会見で「今より、2割高い料金で設定しています。最後のご判断は、お客様(契約者)にしていただきます」と語った。
平均17%の値上げよりもさらに高い、およそ2割高の料金を払う可能性があると、東京電力は主張している。

※映像はTBSさん/記事はFNNさんより

まあなあ。

実際このブログも、電気のお蔭で皆様に読んで頂けているわけで。

ただ、73シーベルトの件につきましては、やっぱりというか、トーゼンと申しますか、「でてしまったよな」というニュースであります。

★格納容器内7万2900ミリシーベルト 福島2号機 6分で人死ぬ量
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012032890071141.html

・格納容器の底から60センチしか水がたまっていないことが明らかになった東京電力福島第一原子力発電所2号機の格納容器の内部を撮影した映像が公開されました。

27日、公開された映像には、内視鏡を容器の貫通部から壁に沿って6メートルほど下に降ろすと、水面が現れました。水中では水は濁っておらず、白っぽい細かい浮遊物が漂っていましたが、見た目から溶け落ちた燃料ではなく、容器の壁などからはがれ落ちた塗料やさびとみられるということです。

一方、今回、事故後初めて、直接、格納容器内部の放射線量の測定も行い、最大で1時間当たり72.9シーベルト=7万2900ミリシーベルトと非常に高い放射線量を検出し、東京電力は、格納容器に溶け落ちた燃料が影響しているとみています。

福島第一原発の廃炉に向けては、格納容器の損傷か所を特定して修理し、水を満たして溶け落ちた燃料を取り出す計画ですが、
容器内の放射線量が高く、水位も予想よりかなり少ないことが分かったことで、今後の廃炉作業は難航が予想されます。

原子炉を冷やすために注入している水がほとんどたまっていないことから、1時間当たり数トンの水が流れ出ているとみられ、格納容器かその下部にある圧力抑制室に一定の大きさの穴か隙間が開いていると言える」と指摘しています。

※映像はANNさん/記事はNHKさん東京新聞さんより抜粋

「メルトダウンした燃料は水の中に浸かっている」は苦しいよなあ。まあそりゃ一部は浸かっているだろうけれども。

値上げもこっちの対応の為に、必要だったらやむを得ないという論点に立たざるを得ない。

ただ、実際今、原子炉1基残して全部止まってんだからよー。

電力装置じゃなくて、経済装置としていろんな奴らの私腹を肥やしてきた原子力(というかエネルギー産業)が、今回もまたかよ!って疑われるのはやむを得ないし、頭を下げるところでは下げろよなあとは思ってしまうよなあ。

ということで、岸辺露伴センセの名言を、以下のように叫びたくなってしまっても無理はないのだ!

ただ、人生や社会はマンガや映画ではないので、電気料金値上げ反対や、原子力反対を声高に叫ぶ為には代案が必要なわけで。

そういった意味で、小さなニュースだったんだけれども、こういう「いいニュース」にもアンテナはってゆきたい、春でございます。

温泉のエネルギーを電気に転換する――。神戸製鋼所が昨年秋に発売した「バイナリー(2元)」と呼ぶ新しい方式の小型発電システムが、本格的な実用段階に入った。大分県由布市の温泉旅館が導入を決定したのだ。

導入第1号となったのは、大分・湯布院の温泉旅館「ゆふいん庄屋の館」(大分県由布市)。出力100kW以下の発電システムが地熱・温泉発電に利用されるのは国内初。ほかにも九州や北海道中心に引き合いも多く、間もなく決まる再生可能エネルギーの買い取り価格次第では需要が膨らむ可能性もある。

今回受注が決まったのは、「マイクロバイナリー(MB-70H)」と呼ぶ高効率で小型の発電システム。神戸製鋼が得意とする圧縮機の技術を活用したもので、温水など熱源系統と、発電過程での発生ガスを凝縮器で液化させ再利用する2元(バイナリー)方式となっているのが特徴だ。「ゆふいん庄屋の館」では全量売電の計画という。

工事や周辺機器を除く1ユニットの単体価格は2500万円、2015年に100台を超す30億円が当面の目標となる。小型蒸気発電機(スチームスター)など同社が強みとするエネルギーソリューション分野でラインナップが拡がっている。

(山内 哲夫 =東洋経済オンライン)

温泉エネルギーを電気に転換――神戸製鋼の新型発電装置が大分・湯布院の温泉旅館に初導入

全てのピンチや不幸な出来事は、未来への礎にしてゆかないといけないようなあ。。。

ということで本日は、箱根出張、温泉と火山エネルギーの地よりお送りしております。

※箱根の桜満開は4月中旬以降だそうです~。

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