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「ラーメン二郎」という食べ物
2009.10.07|shiozawa
ラーメン、という食べ物があります。
源流はもちろん中華料理ですが、日本で異形の進化を遂げてしまい、いい意味で全然別のものになってしまった食品ですね。
まあわしらジンルイも、5億年前は
こんなん
だったわけですし。閑話休題。
日本人の舌に合った味になっているだけあって、大抵の方は不意に「ラーメン食いたい!」という瞬間が訪れるかと思います。
「ラーメン激戦区」「家系」などなど、ラーメン業界独自の用語も生まれているわけですが、中にはさらに進化してしまったものもあります。
それが「二郎」。
僕も最初は友人に誘われて食べましたが、なんというかこう、妊婦のような腹になってしまいました。スープまで完食するからですけど。
しかしこの二郎、量だけでなく、味も独特で、熱烈なファンを獲得しており「ジロリアン」などと言われたりします。
かく言う私も、一度食べると「もう食わん!」と思うのですが、一月もすると不意に食べたくなったり。かの名言
『二郎はラーメンにあらず、二郎という食べ物なり』
が身に染みますな。
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さて、ではそういうラーメンは二郎だけか、というと、そうでもない。
僕としてはやはり
も推したい。クソど田舎の中学生時代、学区内にラーメン屋どころか中華屋が一軒もないようなところですが、国語の宮澤先生(誰だよ)が、
テンイチは美味いぞ。スープがどろっどろでな、こってりしててな・・・
と、尊い教えを授けてくださって幾星霜、初めて食べたときの衝撃と言ったら、
もうこの動画は持ちネタで行くのだ
実は先日も、高校の先輩と食べに行ったばかりでして、くじ引きでストラップ当たったりしちゃったりなんかして、それはともかく、
やっぱりおいしゅうございますね。メタボ?成人病?知らん!
これらは既に、ラーメン、というより、
- 二郎
- 天下一品
という名の、新しい食品でしょう。
というか、二郎も天下一品も、常習性ありすぎ。麻薬でも入ってるんじゃないのか?
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ちなみにもう1つ、最初のラーメンブームのころ、有名店の店主に聞いた「美味しいカップラーメンは?」というアンケートでブッチギリ一位だったのがこちら、
ごん!
みなさん異口同音に曰く「あれは『カップヌードル』という食べ物だ」だそうです。
・・・しまった、腹が減ってきた。