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宇宙プラチナ採掘計画
2012.04.27|shiozawa
私は
“金”や“”プラチナ”のでっかい塊が落ちてないかな。
とありもしない妄想を描くことがあります。当然、残念ながらそんなことはありません。
しかし、世界の大金持ちはもっとでかいスケールで“巨大なプラチナの塊”を拾おうとしているようです。
宇宙から。
■テクノロジー業界の大富豪たちが計画する、大胆な小惑星採掘計画
地球が周回する軌道の周りには直径45メートル以上の小惑星が9,000個以上存在している。
そのうちのいくつかは、これまで地球上で採掘された合計量に匹敵するほどのプラチナを含んでいる可能性もあり、数十億ドルをかける価値を持つという。
米国時間24日、テクノロジー企業を経営するさまざまな大富豪たちが「プラネタリー・リソーシズ」という新たなヴェンチャー企業を立ち上げた。
同社では、大量のロボットを宇宙に送り出し、貴重な金属を含む小惑星を探索、採掘し、資源を地球に持ち帰るという計画の実現を目指すという。
また、その過程で地球全体に数兆ドルもの経済効果をもたらし、人類のさらなる発展や宇宙への移住の一歩となることも期待しているという。
「地球上にある資源は、太陽系全体にあるものと比べればわずかなものだ」そう話すのは民間の宇宙旅行会社「スペース・アドヴェンチャーズ」の共同創設者であるエリック・アンダーソン。
プラネタリー・リソーシズを立ち上げたのは、アンダーソン氏とエックスプライズ(X-prize)財団──賞金を設けることで先進テクノロジーの開発を促進している財団──の創設者であるピーター・ディアマンディスだ。
地球が周回する軌道の周りには直径45メートル以上の小惑星が9,000個以上存在している。
そのうちのいくつかは、これまで地球上で採掘された合計量に匹敵するほどのプラチナを含んでいる可能性もあり、数十億ドルをかける価値を持つという。
正当な投資が行われればリスクをおかしても膨大な利益を上げられる可能性がある。
引用:Wired.jp
とんでもなくスケールのでかすぎる計画です。
宇宙へ飛んで、プラチナを多く含む惑星に行き、プラチナを地球に持ち帰る。
まるで小学生の頃に思い描く“夢”のようなことを、お金の力で実現しようとしている人たちがいるわけです。
実際、出資しているわけですので。
この計画への出資者は
グーグルのラリー・ペイジCEO
ターミネーターやタイタニックを作った映画監督のジェームズ・キャメロン。
マイクロソフトでチーフ・アーキテクトを務めたチャールズ・シモニーやロス・ペロー・ジュニア
元宇宙飛行士のトム・ジョーンズ
などなど。
“お金持ち”といったイメージ以上に“冒険心が強そうな人”ばかりですね。
これらの大きな夢を持っている人を気持ちとして受け入れると、私はすごく元気が湧いてきます。
また、宇宙の可能性は無限大であることをつくづく感じます。
ずいぶん遠い星ですが、“ダイヤモンドでできた星”も見つかっているわけで
■銀河系内に「ダイヤモンド星」存在、豪天文学者らが発表
地球から約4000光年離れた銀河系内に、ダイヤモンドでできているとみられる小惑星が存在することが分かり、豪天文学者らでつくるチームが25日発行の米科学誌サイエンスで発表した。
豪スウィンバーン工科大学のマシュー・ベイルズ教授らが、惑星が周回する中性子星から発せられる放射線を調べたところ、同惑星は通常よりはるかに高密度で、そのほとんどが炭素からできていることが判明。密度が非常に高いことから炭素は結晶質と考えられ、その大部分はダイヤモンドのような物質だとみられるという。
引用:ロイター
宇宙には宝石もたくさんあるようです。
■1350光年の彼方、宝石の雨降る星 NASA観測
地球から1350光年ほど離れた天体で、かんらん石という鉱石の結晶の雨が降っているらしいことがわかった。かんらん石の純度の高い結晶はペリドットと呼ばれる宝石で、実際に見られれば、かなり豪華な眺めだ。米航空宇宙局(NASA)が発表した。
かんらん石は宇宙にありふれた鉱石。
遠方の銀河にも存在することがわかっているが、NASAのスピッツァー宇宙望遠鏡が、オリオン座にあるHOPS―68という天体を観測したところ、かんらん石の結晶に特有の光を観測した。
<ペリドット>
引用:朝日新聞社
確かに宇宙も何らかの物質で構成されているわけですから、まだまだ、こういった星がたくさん見つかるのではないでしょうか。
やはり今回の宇宙採掘計画、
2010年に話題になりました惑星探査機“はやぶさ”の功績の影響も大きいのではないでしょうか。
遠い小惑星から、鉱物を採掘してきたわけですから。
まず、宇宙の資源採掘はプラチナから。
ぜひ、実現してほしいですね。
ありがとうございます。