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紹介してよ!
2009.11.16|iwamura
kawaiです。
ビジネスにおいて、「紹介」は大切な要素。
知り合いの紹介で有益な情報が手に入ることもあれば、
思わぬビジネスチャンスに発展することもあります。
「人脈が大事」というのも、そのあたりが背景としてあるのでしょう。
でも、自分が「紹介してよ!」と言われた時、すんなりと「はい、いいですよ」と言えるかといえば、やはりそこは熟考します。
というのも、相手方にとって「紹介されるメリット」がイメージできないと、自分としても紹介するにあたって尻込みしてしまうのです。
たとえば、自分は広告代理店関係に知り合いが多いため、制作会社の方から「ぜひ、代理店を紹介してよ!」と依頼されることがあります。それはそれで大変嬉しいのですが、その一方で「その制作会社が、紹介した代理店に迷惑をかけたらどうしよう?」とも思ってしまう自分もいます。
自分としては、制作会社のビジネスチャンスを広げるお手伝いをしたい。
でも、代理店側に迷惑をかけたくない。というのが、本音です。
わかりやすい実績があれば別ですが、そういうものがない場合、どうすればいいか?
たとえば上記とは逆に、自分が紹介をお願いする立場だったら。「あなた(間に立つ人)の知り合いの代理店は、こんな課題を抱えていますよね。だったら、ウチの制作会社のリソースを使ってこんなことやったらいいと思うんです。だから、紹介してください!」と、具体的なプランに落とし込みます。
それが不完全なものであっても、なんというか、間に立つ人が「紹介したい!」と思える工夫をします。「この人、紹介する代理店のことを本気で考えているな」と思ってくれるために。
↑こう言われても、めげない!(笑)
上司によると「そんな面倒くさいことしなくてもいいんだよ」という意見もあります。でも、愛情というとちょっと胡散臭いですが、目の前の人の心を動かすことができずに、その先にいる人の心を動かすのは難しいと思うのです。
ちなみに、経営コンサルタントの神田昌典氏は、『「仕事のヒント」神田昌典365日語録』において「紹介されるためにできること」を書いています。
お客を紹介してもらうためには、紹介依頼の前振りをすることを考えよ。
効果的な前振りの表現 → 「ひとつお願いがあるのですが・・・私の仕事は、顧客との信頼関係が最も重要ですので、ほとんど既存のお客様からのご紹介で成り立っています。もしあなた様がこの取引で、ご満足されたのであれば、同じようにご満足されるお友達・お知り合いがいらっしゃった場合、是非、ご紹介していただきたいのですが、よろしいでしょうか?」
「仕事のヒント」神田昌典365日語録
やはり、自分自身が神田氏と仕事して「良い!」と思ったからこそ、自信を持って知り合いに紹介できるのでしょう。
自分も、まずは目の前のお客さんを感動させる。そして、その先にいる人のビジネスの成功を描いて日々取り組みたいと思います。
※ちょっと、抽象的になってしまいましたねw
カテゴリ:教育