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NO BORDER
2009.12.05|iwamura
NO BORDERといえば、いろんなモノがおもいうかぶと思います。
NO BORDERをホーフツとさせる映像のCMを見つけたので、ちょっと見てみましょう。From UK。
いいですねー。シンプルで。
「アームチェアからの眺めを再定義する」と。カッコいいではないか。
ただ、冒頭で申し上げた「NO BORDER」の小生イメージは、やはり4年前の日清カップヌードルのCMなのだ。
ショーゲキ的だった。
悔しいけれども、自分がどうやったらそれができるのか、想像ができなかった。
企画・制作はクリエイティヴ・エージェンシーの「ground」代表高松聡さん。
ぼくも会社へ遊びに行った事ありますけど、中学校跡地ですよね。病まない環境(笑)。
以下高松さんのインタビュー記事。
小さい頃から物理や数学に興味があり、中学に入るとかなり明快に、将来は数学者か物理学者か宇宙飛行士、このうちのどれかになろうと思っていました。
大学生になって、化合物半導体の研究室に入りました。
ちょうどその頃、日本初の宇宙飛行士の募集があったのです。すぐに願書を取り寄せたのですが、裸眼視力1.0以上という身体的条件を満たせずに、あっけなく宇宙飛行士への道が閉ざされてしまったのです。
(しかし)ある日、新聞で宇宙開発事業団の「国際宇宙ステーションの民間利用アイデア公募」という記事を見て、自分以外の人には作れない宇宙CMが作れるきっかけが手に入る千載一遇のチャンスだと思いました。それで「国際宇宙ステーション映像を活用したCM制作実験・実施プロジェクト」という企画書を一晩で書いて応募したところ、最終選考でNHKに勝つことができたのです。
小さい頃からの夢を追いかけ続けたエネルギーに脱帽ですよね。
でも、一晩でNHKに勝てる企画書もスゴイな。。。
もうひとつの会社の「SPACE FILMS」は、「NO BORDER」のCM制作時に、ハイビジョンカメラを打ち上げて宇宙撮影インフラを作る必要から立ち上げたもので、今後は宇宙旅行ビジネスにも進出します。現在、アメリカではヴァージン・ギャラクティックをはじめ、3社くらいが実際に宇宙航空会社として営業していますが、その代理店業務をやろうと思っています。
むう。。。高松さんズルい!
ROCKETWORKSとしては悔しい限り!
ぼくら世代の男子は皆、野球選手と宇宙飛行士は夢だった時期が必ずある。
このCMの「NO BORDER」は、自分の可能性や夢にBORDERを設けなかった彼の心の雄たけびそのものだよなと。改めてすげえな、と思いました。
一昨年の冬も、縁あってJAXAに呼んでもらえたのに、仕事でどうしてもいけなかったんだよなあ。。
でも、そのときやっていた仕事が、「やってみたかったこと」に少しづつ近づいているから、いつか必ず、弊社の夢も叶うと思います。
今日は、大きな仕事で絡む、高松さん事務所の仲間も、海外に仕事に出かける日。戻りは8日みたい。
8日といえば、この人ですね。この人もNO BORDERだ。
NO BORDER最後の映像は以下で〆て、今のうちに、他の仕事片づけておこう!
今日も仕事の人も、そうじゃない人も、よい土曜日を。
カテゴリ:プロモーション