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Nintendoは復活できるか? ゲーム見本市「E3」開催。
2012.06.08|shiozawa
ゲーム業界の世界最大の見本市「E3(イースリー)」が、5日、アメリカのロサンゼルスで開幕しました。
そんなゲームショーでは毎年、日本のお家芸であるテレビゲームが大々的紹介されますが、
特に私が今回気になっているのがそのテレビゲームで苦境に立たされている“任天堂”。
まるで今の日本を反映しているかのよう。
今回のE3ではたして苦難を乗り越える秘策がみられるのでしょうか。
■「E3」とは
エレクトロニック▽エンターテインメント▽エキスポの3つの頭文字を合わせた略称で、世界最大のゲームの見本市のことです。
E3では毎年、新作のゲーム機やソフトが発表され、ことしは世界のゲーム関連企業180社以上が参加しました。
業界関係者の間では、世界のゲームのトレンドを決める重要な場として注目されており、世界各国から大勢のメディアが押し寄せました。
引用:NHK NEWS WEB
なんせ任天堂は1981年に連結決算の発表を開始してから今季が初めての最終赤字。
このグラフを見れば、かなり苦しんでいるのがよくわかります。
かつて世界で〝 Let’s play Nintendo! ”と言わしめたゲーム会社ですがなかなか厳しい結果です。
昨年発売した3D対応の新型ゲーム機「ニンテンドー3DS」がコケて、さらにスマートフォンによるゲーム業界の市場浸食。
それに円高。
これらの影響でしょうか。
そして今年その打開策として新しいゲーム機の発売が発表されたようです。名前は「Wii U」。
今回のE3でも大々的にでもしている模様。
そのWii Uの外観はこんな感じ
本体の仕様としては
「Wii U」は、6.2型液晶を搭載した「Wii U GamePad」と呼ばれるコントローラと、本体部から構成されるゲーム機。
GamePadと本体はワイヤレスで接続されており、GamePadにはゲーム用操作ボタンに加え、タッチスクリーン操作にも対応。加速度計やジャイロセンサー、振動機能、カメラ、マイク、スピーカーを備え、タッチペンも付属。
テレビの画面と、GamePadの画面という、2つの画面を利用した新しいゲームプレイなどが提案されている。
ということで従来のWiiにない最大の特徴としては
“テレビ画面とGamePadの画面という、2つの画面を利用した新しいゲームプレイ”。
かつての新商品と比較すると、ちょっとインパクトがたりないなぁと感じてしまうのが本音です。
はたして任天堂復活の糸口となるのでしょうか。
発売は今年の年末ということで、結果が非常に楽しみです。
ありがとうございます。