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日本のインターネットが終了する日

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2008.07.15|iwamura

高木浩光さんの「日本のインターネットが終了する日」というブログを読んで(高木さんはセキュリティ研究者さんです)。

ちょっとおっかないことが書いてありますね(すみません、小生もぜんぜ~んしらなったっす)。

終わりの始まり

今年3月31日、NTTドコモのiモードが、契約者固有ID(個体識別番号)を全てのWebサーバに確認なしに自動通知するようになった*1。(中略)

Webサイト運営者は、自分のサイトに入力される住所氏名によって、どこの誰がどんな行動をしているかを把握できるよう になる。(中略)

日本の法律ではこういった行為が明確に禁止されていない。日経新聞の記事でNTTドコモが言っているように、契約者固有IDが個人情報保護法の言う 個人情報に該当しないのであれば、「各IDの人のWeb閲覧履歴情報を他社に販売する」行為は合法ということになってしまう。(中略)

NTTドコモのサポートセンターが言うように、iモードIDが「基本的にお客様にずっと通して使って頂くもの」であるなら、何年、何十年にも渡って 行動履歴が蓄積される。(中略)過去に遡って何年、何十 年もの行動が自分のものだと特定されてしまう。

簡単に言うと、「ケータイ個体識別番号(ID)はサイトを見た時に自動的にサイト管理者に送られちゃってるよ」という話であり、もっと簡単に言うと、

ケータイサイトで住所氏名を書くと、あなたの行動パターンが、実は全部バレバレになっちゃってますよ!」

という話ですね。。。

これらは、今に始まった話ではなくって、あの悪名高き「住民基本台帳ネット」であったり、結構、近い将来「赤ちゃんが生まれたらICチップを腕に埋め込みましょう」でどんどん現実化しそうな気がしています。

仕事で、あれはなんの打合せのときだったか。

幼稚園児や保育園児を持つお母さんたちの集まりのとき、その場にいた10人強のお母さんたちほぼ全員が「携帯電話GPSによる子供位置特定がいかにスバラシイか!」「ICチップも必要よ!」という論議で話に花が咲きまくっており、小生は気分が悪くなって外の空気を吸いに出たことがあった。

犬や猫にICチップを義務化する動きもあるようだが、我々は決して愛玩動物ではないのだ。

ただ、有史以前(?)から、村長が村人の、国が国民の情報を管理し、税を取っぱぐれないようにし、悪いやつには罰を、そしてがんばってるやつにの、幸せな結婚や家族計画をサポートしてきた、という事実は大変に有り難くはある。

社会がシステマチックになる中、そこ(ネット上とか)での犯罪が横行したり、青少年がそれに巻き込まれたりする昨今であれば、契約者固有ID自動通知も、当然の流れと言えば当然の流れ。よりしっかりした市民がより弱い市民(犯罪者や若者)の分まで肩代わり(犠牲になって情報提供)するのは人間として当然の義務。

ヒトコト「大きな声で『コトワリ』を言って欲しかった」。

だいたいみんな知らねえじゃん。そしてでも、知ったらアクションは起こすべきじゃん。

と、いうことで、選挙にはみなさん行きましょうね。特に若い人のエネルギー大事だなあ。

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