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夢ケーキ~「アホか」と言われたイベントに家族が涙する理由

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2010.02.06|iwamura

週末なので、やさしく。

夢ケーキプロジェクト。ちょっと可愛くって素敵だった。

口が減り続け、高齢化が進む典型的な地方都市。人が集まる施設も、商店街も近くにはなく、日が暮れれば辺りは真っ暗──。

地図データ ©2010 ZENRIN – 利用規約

とても商売に向いているとは言えない環境にありながら、連日多くの客でにぎわい、売り上げを伸ばしている繁盛店がある。長野県伊那市にある「菓匠Shimizu」という洋菓子店がそれだ。

ある本を読んで、菓匠Shimizuの存在を知った。『「最幸の法則」』という本である(本の紹介記事はこちら)。

その本の中で、菓匠Shimizuが1年に1回実施している「夢ケーキの日」というイベントが紹介されていた。全国の小学生以下の子供に、自分の夢を絵に描いて送ってもらう。そして、送られてきた絵を基にケーキを作って、子供たちに無料でプレゼントするのだ。

スタートしたのは2006年。2009年10月には、なんと850個のオリジナルケーキを作って配った。ケーキを受け取る親子が全国からやって来て、店の前に1000人以上の行列ができたという。

なんと!

小生生まれ故郷長野県飯田市の隣、伊那市にそんなスゴいケーキ屋さんが!!!

しかしタダで850個とは大盤振る舞い!

夢ケーキの日を始めたのは、3代目の店主、清水慎一さんだ。

お菓子には、人を笑顔にする力があると思うんです。菓子屋は、世の中で一番幸せや夢を与えられる仕事なんじゃないかという自負がある。だったら、家族で夢を語る時間を、うちがご提供したい。それで夢ケーキを始めたんです。

僕の一番の思いは、ケーキを無料でプレゼントすることではなく、家族で夢を語る時間をつくっていただきたいということなんです。だから、お子さんに絵を描いて送ってもらう時に、お父さんやお母さんの夢も一緒に書いてもらっています。

夢をケーキにして、家族で笑顔で、夢について語ってもらおうと。

これ、いいなあ。

夢ケーキを始めた時は、みんなから「そんなことしてアホか」と言われました。値段を付けたら4000~5000円で売れるようなケーキです。800個配ったら、1日で300万円。

でも、うちで夢ケーキを作った家族、お子さんたちは、その後も、クリスマスケーキとか家族の誕生日ケーキとかをうちに注文してくれるようになります。だから、ほかのケーキ屋さんにもどんどんやってもらいたいと思います。いつか「夢ケーキの日」が全国的なイベントになればいいなと思っています。

JB PRESSより抜粋(部分略)

夢を提供しつつ、「『夢ケーキの日』をみんなでやって全国イベントにしましょう」

これは、言えない。言えませんよ。「みんなでやろうよ」か。すごいな。。。

弊社企画のTOKYO DESIGN PROJECTも走り始めましたが、元々は、「食えないデザイナーさんが食えたらいいな」「日本がデザインで食える国で、ずっといてほしいな」が願いのベース。

でも、だったら。

みんなでできたら、もっと伝播早いですよね。

今日は、東京コミュニケーションアート専門学校さんの、企業コラボレーション制作展(卒業制作展)にお呼ばれして、幕張メッセへ行ってきます。

明日は、一緒に企画造りをしてくれているクリエイティヴ集団「bakamono(バカモノ)」主催の、元東京ディズニーランドプロデューサーさんの講演会にも参加してきます。

弊社ウェブサイトのリレーインタビューも、収録終わりました。次回もオオモノですよ☆

若い人たちに、夢を持ってもらうために、進めたいプロジェクト、いくつかあるんです。

夢もパンも、どっちでもおなかがふくれるようなお仕事、弊社も推進してゆきたいですね。

みなさんも、夢にあふれる、素敵な土曜日をお過ごしください。

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