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マイケルのヒット曲で構成されるミュージカル日本上陸。
2012.06.25|☆KAYA☆
月曜日は☆KAYA☆です。
しつこいですが、マイケルの事について書いてみようと思います。
私達が史上最高のエンターテイナー”マイケル・ジャクソン”を亡くしてから
早3年が経とうとしています。(2009年6月25日死去。)
1968年に当時飛ぶ鳥を落とす勢いだったモータウンレコードと契約を果たした
5人兄弟の黒人少年達は、デビュー曲「I want you back」以降、
ヒットを生み出し続け、最年少だったマイケルは以後40年間
エンターテイメントの世界で生き続け、エンターテイメントの中で亡くなっていった。
そんな伝説的な人物だからこそ、死後尚、彼の楽曲で金儲けされる事が多い。
そんなとき私はいつも考える「マイケルは喜んでいるのだろうか。」
彼の遺作となったドキュメンタリー映画「THIS IS IT」を
見た事がある人なら分かるだろうが、マイケルはどのアーティストよりも
完璧主義で妥協を許さない。(音が一音ずれているだけで、
ピッチ(曲の早さ)が原曲と少し違うだけで、すぐに気づき、やり直す。)
「THIS IS IT」を拝見出来た事に、私達は感動し更にマイケルへの愛を深くしたが、
マイケル本人は、リハーサル段階の不完全なステージを見て欲しいと
望んだのだろうか。いや決して望んでいなかったはずだ。
また今年、マイケルトリビュートの意を込めたミュージカルが公開される。
スリラーライブ
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マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)とジャクソン5が残した数々のヒット曲で構成されるダンス・ミュージカル『スリラーライブ』。9月29日から日本公演がスタートする本作の公式サイトが本日オープン。同時にチケット先行予約がスタートしています。
<スリラーライブ>
●9/29(土)〜12/9(日)
マイケル・ジャクソン「スリラー」待望のミュージカル公演!遂に日本初上陸!!
・・・ってこのキャッチ・コピーどう思いますか? 私はてっきり、ブロードウェイ発のビデオ版スリラーのミュージカルだと思いましたよ。えっ? いつのまに舞台化されたの・・・と、あせってbroadway.comにアクセスし、どこの劇場でやっているのか調べました。 ・・・が、無い・・・そんなのやってないーー。で、落ち着いて、ネット検索で情報収集・・・。結局、英国発のダンスショーみたいです。
このブログは2010年にも同じタイトルの舞台が日本上陸した際に
ファンの方が書かれたブログです。
注目すべきが「ビデオ版スリラー」それはあの伝説的なPVのこと?
調べてみると、違いました。
オリジナルアルバムとしての『スリラー』は、1982年のクリスマス・シーズンに出ています。『Making Michael Jackson’s Thriller』は、それから1年後の83年クリスマス・シーズンに全米で発売。ほどなく日本でも字幕付きでVHSとLDが出ました。短編映画として、 世界各地で劇場公開もされました。
古い作品ですが、DVDで安く再販されるといいのにな!と、強く思います。当時もものすごく売れたビデオでしたが、今だって、間違いなくエキサイティングな内容です。
こ のビデオに収録されているのは、スリラー本編と、いわゆる「メイキング映像」。今でこそ、ミュージック・ビデオの舞台裏を見せるという手法は当たり前のも のとなっていますが、この時代、「たかが音楽ビデオ」でそれをやる、しかもパッケージ化して商品化したり、映画館で上映してお客さんがたくさん入るという 状況が、どんなに画期的なことだったか。全体で60分あるこのビデオ。年のわりにおそろしくあどけない表情のマイケルが息子のように監督 ジョン・ランディスに甘える姿や、二人のインタビュー、文字通り身体を張って狼男に変身するマイケル(あのコンタクトレンズはハッキリ言って超、目が痛 い!けどマイケルは頑張る!)、CGなどの特撮技術が無い時代のモンスターたちが今でも十分に通用する芸術へと昇華される過程が収められています。
普段着でリハーサルをこなすマイケルのなにげないファッションセンスや、ジョン・ランディスの頼もしい感じ、恋人役のオーラ・レイちゃんの可愛らしさ、現場の活気と楽しさ、とにかくツッコミどころ、驚き所満載。
当時これを観た人たちがどんなに衝撃的な驚きに包まれたか、今は想像するしかありませんが、四半世紀以上も経った現在見ると、リアルタイムではない世代にとっては、「違う意味」での驚きというのも、けっこうあると思います。
ジョン「ちょうど休暇で妻子とロンドンに来ていた。そこでマイケルから電話があって、思わず叫んだよ、『マイケル・ジャクソンって、ジャクソン5の?』
マ イケルの電話は、ロンドンとLAの時差が8時間だから午前2時だ(笑)。彼は尋ねた、『僕のスリラーという歌を知っていますか』って。『あぁ、もちろん』 と答えたが、(本当は全然知らなかった、というジェスチャーをする)・・・『ビート・イット』や『ビリー・ジーン』は知っていたんだけどね。」『スリラー』がなぜこれほどまでにタイムレスでクラシック、永遠の命を得たのか、よく分かる素晴らしいメイキング映画です。
この内容が映画化され、さらに舞台化された物が
ファンの方がブログで言っている「ビデオ版スリラー」というもの。
しかし今回はそれでもない!ということ。公式HPによると
イギリス人クリエーターによる作品のため、
ファンの方が「英国発ダンスショー」と言っていた理由。。。
やはり、マイケル=アメリカ!ですからね。
マイケルのヒット曲を使い、いろんな会社といろんな人が
それを用いた作品作りをしているのだと改めて痛感。
マイケル本人が出演するステージ以上に、
この世には最高のステージは無いのに、
(それがもう実現しないのが本当に悲しい。)
彼の出演しないステージを見るのは楽しいのだろうか。。。
しかし、楽曲の素晴らしさと振り付け師とダンサーが
一流なのは言うまでもなく、それだけで価値はありそう!
2009年のThriller Liveより。