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おおかみこどもの雨と雪
2012.07.26|iwamura
どうも、こんにちわです。
水落です。
今回は先週の土曜日、7月21日に公開が始まったばかりの映画、『時をかける少女』や『サマーウォーズ』でも有名な細田守監督作品、「おおかみこどもの雨と雪」をご紹介したいと思います!
脚本に『八日目の蝉』で第35回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した奥寺佐渡子。
キャラクターデザインに『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズでも人気の貞本義行と、『時をかける少女』『サマーウォーズ』に引き続き細田作品常連のメンバーが再集結。
※公式サイトより
なんとも有名な作品を手掛けている方たちばかり。
これだけでもものすごい作品なのでは!と思ってしまいます。
この「おおかみこどもの雨と雪」一体どのようなお話なのでしょう。
大学生の花(宮﨑あおい)は、彼(大沢たかお)と出会ってすぐに恋に落ちた。
やがて彼が人間の姿で暮らす”おおかみおとこ”だと知ることになったが、花の気持ちが変わることはなかった。
そして一緒に暮らし始めた2人の間に、新たな命が生まれる。雪の日に生まれた姉は≪雪≫、雨の日に生まれた弟は≪雨≫と名づけられた。
雪は活発で好奇心旺盛。雨はひ弱で臆病。一見ごく普通の家族だが、生まれてきた子供たちは、「人間とおおかみ」のふたつの顔を持つ、≪おおかみこども≫だった。
そのことを隠しながら、家族4人は都会の片隅でひっそりと暮らし始める。つつましくも幸せな毎日。
しかし永遠に続くと思われた日々は、父である”おおかみおとこ”の死によって突然奪われてしまった―――
取り残された花は、打ちひしがれながらも「2人をちゃんと育てる」と心に誓う。
そして子供たちが将来「人間か、おおかみか」どちらでも選べるように、都会の人の目を離れて、厳しくも豊かな自然に囲まれた田舎町に移り住むことを決意した。
その田舎に移り住んでから、母親である花の新しい挑戦や、”おおかみこども”である雨と雪が成長し、自分たちの生きていく道を選んでいく。
花や、”おおかみこども”の雨と雪たちの葛藤やそれぞれの思いがとても感じられる作品だと思います。
私も早速観に行ったのですが、一見ファンタジー要素の高い作品だと思われるかもしれませんが、なんとも一つの家族の日常と言いますか、ごく自然に世界観に入っていけると思います。
私は感動しすぎて割と最初の方から泣き始め、ことあるごとに涙してばかりでした…。
そしてなんと。7月21、22日の二日間で興収が3億6515万円だったとか。
すごいですね…。
また、「機動戦士ガンダム」の生みの親だる富野由悠季監督もこの作品を大絶賛したようです。
人気アニメ「機動戦士ガンダム」の生みの親として知られる富野由悠季監督が、21日公開の劇場版アニメ「おおかみこどもの雨と雪」(細田守監督)を絶賛した。毒舌家としても知られる富野監督だが「新しい時代を作ったと言っていい」とコメント。細田監督も「こんな光栄なことはありません。これを励みに頑張ってまいりたいと思います。ありがとうございました」と喜んでいる。
富野監督は「『おおかみこどもの雨と雪』の衝撃」と題したコメントで、「本作の前では、もはや過去の映画などは、ただ時代にあわせた手法をなぞっているだけのものに見えてしまうだろう」と同アニメを絶賛。
「このような作品に出会えたことは、同じ作り手として幸せである」とまで評しているのは、さまざまな作品に厳しい意見を持つことでも知られる富野監督のコメントとしては異例だ。
毒舌家としても知られている富野由監督にここまで言わせる本作品。
皆様に是非、観ていただきたいです!
ありがとうございました。
カテゴリ:映画