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天下の奇祭、御柱
2010.04.20|shiozawa
知らずに見たら
このヒトたちは何をやっているんだ
という祭り、今の時期もよくニュースで流れてますね。
今年も痛ましいケースが発生してしまいましたが、「なぜそこまでして・・・」という御柱祭。
実は本人たち、当事者たちにしか分からないカタルシスがあるのです。
なんでこんな知ったようなことを断言するかというと、僕も週末に地元の神社の御柱祭に参加したからです。
ま、小さな神社ですし準備もきちんとしていたので、危ないことはほとんどないですけどね。
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なぜそこまでする、というと、全国では
だんじり祭り
が真っ先に浮かびます。なんというか端から見ていると、喧嘩するためにやってるような気がする。
三社祭
なんかも、神輿ファイトが風物詩だったようですし。
そして岩手県の
までくると、なんかもうよくわからんのですが、多分おたがいさまなんでしょう。
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海外に目をやると、
牛追い祭り
が白眉でしょうか。また粗暴なわけではないですがこちら
リオのカーニバル
も、少し前に行われたところですね。目のやり場に困るっちゅうの。
なお、アフリカあたりで部族によっては、いわゆる成人の儀式で
元祖バンジージャンプ(ロープがツタなので衝撃が大きい)
蜂の巣に襲いかかる(当然刺される)
ライオンを一人で仕留める(当然ミスったら食われる)
なんてのもありますが、「祭り」とはちょっと違うのでこの辺にしまして。
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これらの風習を見ると「なんで危険を冒してそんなことを」と思うでしょうが、大袈裟にいえば各人の「じゃあ何のために生きてるんだよ」を支えているんでしょうね。
・・・こういうのは自己弁護って言うのかな。