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都市緑化の新素材“パフカル”
2012.08.17|shiozawa
世界中で温暖化対策が求められているこのご時世。
緑の少ない都市でも“環境にやさしく、とってもおしゃれな製品”で、個人的に将来性を感じますし今後世界的ヒットになったら楽しいなと思う商品の紹介。
■サントリーミドリエ「パフカル」
サントリーが開発した新素材です。
植物の育成には、水と空気のバランスがとても重要です。
サントリーが新たに開発した「パフカル」は、一般の保水スポンジとは異なり、高さがあっても上部から下部までほぼ均一に水分と空気のバランスを保持し続けられるのが大きな特長です。
また、季節やイベント、お店のリニューアルなどにあわせ簡単に植物の種類を変えられます。
引用:SUNTORY
保湿性の高い素材で、水分を重力に関係なく、均一に保てる素材の事のよう。
それにしても、
サントリーは飲用水以外にもこういった環境系の事業も積極的にやっていたのですね。
具体的にこの“パフカル”を使った商品。
垂直90°の壁から生えている緑が“パフカル”をつかったもの。
カラフルで、まるで芸術作品見たいです。
<ホンダアクセス 新座本社>
室内だけではなくこういったお店のエントランスにも。
とってもおしゃれで緑のアーチみたいです。
<FELTRINE 新有楽町ビル>
さらに、大規模に建物の壁一面も覆えてしまえる。
まるで小さな森のよう。
<ヨドバシカメラ マルチメディア京都>
都市には、土地はあっても土はない。
それならば、土に代わる新しい土壌をつくるしかない。
そんな想いからミドリエが開発した「パフカル」は、
都市の緑化に水と空気を最適なバランスで供給する新素材。
軽くてクリーンで、なにより扱いやすい。土という制約を越えた「パフカル」が、
都市の壁に、そして屋根に、緑を自由に描くことを可能にします。
壁さえあれば、室内外問わず設置できそうですね。
とってもおしゃれで、特にアパレル系のお店にはぴったりの気がします。
さらに、壁だけではなく、屋上用もあるようです。
<JR 東京本社ビル>
ということは、建物の前面を緑で覆う事も出来てしまうということ。
それはそれでとっても面白いんではないでしょうか。
都市砂漠の総緑化計画。
売り上げも、年々倍々で上がっているらしく、これからの時代にあっております。
ただし、ちょっと心配な点もあります。
・維持とコスト。
月一回はメンテナンス診断をしてもらわなければいけないそうで、
さすがに月一回は多いなぁ、せめて半年に1回くらいになればと。
ここが商売的においしいところなのかもしれませんが。
あとは、
・地震が発生したとき
ボロボロ落ちてきたら危険ですのでちょっぴり心配。
でも、これさえ改善されればもっと売れて、さらに一般家庭でも売れるんじゃないでしょうか。
こういった環境に配慮した事情は今後一層伸びてくるはずです。
日本だけでなく、もっと緑が育ちにくい乾燥地帯の国々ではかなり期待できそうです。
建物の冷却効果などもあるかと思いますし。
期待しています。
ありがとうございます