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衆院選、原発「大いに重視」47% 朝日新聞世論調査 / 福島県内の子供36%にしこり 福島以外でも甲状腺検査へ
2012.08.28|iwamura
まさかの天皇侮辱発言を発端とした竹島問題ですが(たぶん日本人の多くは、尖閣よりも竹島に注視しており、その理由が、領土とか軍事とかではなく、「天皇謝りに来なさい」発言だったというところが、この問題をより感情的なものにしてしまっているというか、やはり日本人は天皇・皇后両陛下が大好きだと申しますか、そういうオハナシ)、それよりも、やっぱりみなさん注視していたのは別のところだったという、そういう世論調査の結果が出ております。
朝日新聞社が実施した郵送による世論調査で、次の衆院選の投票先を決めるとき各政策課題についてどの程度重視するかと尋ねたところ、原子力発電について47%の人が「大いに重視する」と答え、消費税引き上げで43%だった。
「仮にいま投票をするとしたら」と聞いた衆院比例区投票先は、自民31%が民主18%、みんな11%などを引き離している。
◇
〈調査方法〉郵送方式・層化無作為2段抽出法。全国の縮図になるように339の投票区を選び、各投票区の選挙人名簿から平均9人を抽出、計3千人の有権者を選んだ。7月12日に調査票を発送し、8月20日までに届いた返送総数2303、有効回答2249、回収率75%。有効回答の内訳は男46%、女54%。20代10%、30代15%、40代16%、50代16%、60代20%、70代16%、80歳以上7%。
※朝日新聞デジタルさんより
①景気
②社会保障
④消費税
この辺は気持ちわかるんですよね。
でも、「けいざい」って焼け石に水的な施策ではどうにもならないのと、あとは各国家間がインターネットやそれこそ通貨スワップ協定によってこれだけ密接に関わりあっている現在において、自国の政治的舵切りだけではどーしようもない側面も訪れることがあるので、「けいざい」について、政治に期待しすぎるのもどうなんだろう、と思うことはしばしば御座います。
であれば、海外と対等かそれ以上にバリバリ働ける人材育成(教育)に金をかける、というやり方が、時間はかかるけど最も有効である気はします。学校の先生の給与を倍にすれば、優秀な人材が集まりそうな気はするんだよなあ。
さて、ただ
③原発
⑤安全保障
この辺は、本当はもっと上でもいいんだと思うんだけれども、でも原発3位は救われたというか、毎週金曜日の首相官邸前デモは効果あったな、と言ったところでしょうか。
ただ、原発で気になるニュース昨日。
福島県内の子供36%にしこり 福島以外でも甲状腺検査へ
2012.8.27 11:24 [放射能漏れ]
政府は27日までに、福島県以外の全国3カ所で、18歳以下の4500人を対象に甲状腺超音波検査の実施を決めた。東京電力福島第1原発事故を受け、福島県内の18歳以下の子供を対象に行っている検査では約36%の子供の甲状腺にしこりなどが見つかり、これらが事故による影響かどうかを見極めるためデータを集める。
内閣府原子力被災者生活支援チーム医療班は「良性のしこりは健康な人にもよく見られるものだが、疫学的な調査がこれまでにない。福島県からできるだけ遠く、放射線の影響がない場所で調べる」と話している。
※msn産経ニュースさんより
これマジだったらだいぶ大変です。
なんでこのニュースはスルーされちゃってるのかな。
いやしかし、上記地図なんかを見ても(このテの飛散マップもどこまで信じていいのかわからんが)、「実際は日本中ヤバいでしょ説」は発生しており、政府ご担当者の皆様方におかれましては、1日も早く調査&ご報告をお願い申し上げます。
もちろん、「衣食足りて礼節を知る」だとは思うんです。
でもそれでも、健康とか安全って、目先の「けいざい」よりも、もっと大事だと思います。朝三暮四では困る。
今つらくても、自分たちの子どもや孫たちが平和に笑って暮らせるために、我慢すること、闘うことの重要性。
もちろん政治家諸君には頑張って頂きたいですが、それを選んでやるのはあくまで我々であって、主権在民であることを忘れないことが大切です。
まだまだ残暑ですが、本日も主体的に励みたいと存じます。