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糸井重里さんがツイッターをはじめて2週間で気が付いたこと。
2010.05.28|iwamura
これは久々に秀逸の記事であった。
Twitterを始めて2週間での、糸井重里さんのTwitter評価。
やっぱりイトイさんは「頭が良い」。すき。
はじめてからわかったことひとつがある。
「おまえはだれだ?」の答えが、
いちおう見えるということだ。
たとえば、いやな例だけれど、
じぶんの「ツイート」に、
ずいぶん失礼な「ことば」が投げられたとする。「ばーか。おまえなんか死んでしまえ!」
ま、こんな単純な悪意もそうはないけれどね。
これを読まされたら、
その発言者のホームに行ってみることがすぐにできる。
これまでに、どういう発言をしてきたのかの記録が読める。彼の友人と待ち合わせしているツイート、
他の人に毒づいているツイート、
夜中に落ち込んでいるツイート‥‥。
名前も住所もわからないけれど、
彼がどういうことをまさしく「つぶやいてきた」のかは、
ある程度みえてくるわけだ。
どんなふうな人間が、どういう風の吹き回しかで
「死んでしまえ!」と言ったのだと知ると、
言われたことの腹立たしさが、すうっと薄まる。暗闇から石を投げたり、刃物を突き出したりする者が、
人間であり、それはそれで生活がある
ということを知れるのは、
ほんとうにありがたいしくみだと思う。ツイッターというもののしくみは、
参加している人たちの
「環境」どうしをつなげるものらしい。
[ ツイッターの初心。 – ほぼ日刊イトイ新聞 ]※blogs.comさんより抜粋(部分略)
完全に「本質を射抜いた」イトイさんの発言に拍手。すげえな。2週間でそれが見えちゃうなんて。
さて。
イトイさんは「ほぼ日」がやっぱり「毎日続けられてこられた」結果として、彼の人生最大の功績だと小生などは思うのだが、昨日のコラムでも、「ごもっとも!」な意見展開をされていて。
・ぼくが、さかんに広告をつくっている時代に、
ふと思いつきました。
「広告を先につくって、その商品なりサービスなりを
あとからほんとに実現したらいいのではないか」とね。「洗ったあとで、乾かして、たたんでくれる洗たく機」
こんなこと書いてあるポスターを見たら、
なんだよ、それ、ほしいよ、と思っちゃうでしょう。
つまり、この架空のポスターには、
売れるに決まってる商品のことが表現されているわけ。
ただ、実際には、そういう洗濯機は存在しない。
でも、理想は「たたんでくれる洗濯機」なんじゃないか?
あとは、そこにどう近づくかが仕事なのではないか。
そういう順番でものがつくられたら、
いいんじゃないでしょうか、と思ったのでした。このところのアップルの商品って、どうも、
その次元に近づいているような気がしているんです。数年前から、もしかしたら架空の「iPad」のポスターが、
あの会社のどこかの壁に貼ってあったんじゃないか‥‥。
そんな気にさえなるんですよね。※今日のダーリン(5月27日ぶん)より抜粋(部分略)
と、いうことでiPad発売当日5月28日!
本日もがんばっていきまっしょい!!!
※昨日の記事のフォローだったりも書いてみたりして(笑)。
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