Mykoちゃん、Cたん


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読書の秋ですので。

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2012.10.02|iwamura

ということで、朝晩は大分涼しくなりました。

暗くなる時間も早くなって、いよいよ秋の夜長。読書の秋でございます。

この春~夏に読んだ本で、面白かった5つを本日はセレクションしてみました。

※下記番号はランキングではございません。

①かばん屋の相続/池井戸潤

また銀行さんから弊社もお金を借りたわけですけれども。

銀行の立場から中小企業賛歌というか、これは社長的には解りすぎて胸の苦しい短編集でもございました。面白かったけど。

②負け犬の遠吠え/酒井順子

数年前に一大ムーブメントを起こしましたが、これはオモロい本です。

他人事だと思って大爆笑してると自分の事だったみたいな。結婚し子供を産み育てることを、ある種仕事で稼ぐことよりも、ネタとは言え上位に明確に位置付けている点で、センセーショナルであり、しかも差別になってないという不思議な本です。

③のぼうの城/和田竜

上下巻とあるのですが、下巻も一緒に買わないとダメな本です。面白すぎてもりもり読めてしまう。

時代小説よりも歴史小説派であり、「史実をもとに」した物語がすきなのですが、500対20,000で打ち勝つ作戦と将の肚にシビれます。やっぱり普段カッコ悪い奴がめちゃめちゃかっこよくなる瞬間と申しますか、能ある鷹はネイルケア、な一冊です。映画公開前に是非。

④十角館の殺人/綾辻行人

ミステリーはあまり好きではないのです。なんだか「読まされている」展開に流され「最後までつまんなかった」というパターンが多すぎるからです。

ただこの本は最後鳥肌モノの、登場人物のひと言で「え?!」みたいな納得の仕方ができるので、映画の「ゲーム」とか「セブン」とか大どんでん返しデビッド・フィンチャー系がすきな方は是非に。あとは我孫子武丸さんの「弥勒の手」とかもそっち系で超気持ち悪いです。

⑤運命の人/山崎豊子

出ました山崎先生渾身の取材しまくりドキュメント系人間ドロドロストーリーです。

先生の本は「白い巨塔」から「華麗なる一族」「不毛地帯」「沈まぬ太陽」と史実に基づいた人間の業ドロドロ系が重く熱いわけですが、沖縄返還時の日米政府間の密約と、それをスクープした記者が国家権力にヤられるという、これまた尖閣でホットな今だからこそ読みたい1冊です。

自分の友達はやはり国の仕事をしていて、彼らの見地(国家の機密の観点)から新聞記者を厳しく見ることの重要性はよく聞くのだが、そうか、記者の側からの正義とか第4の権力とか、原発問題も含め、やっぱ大事だなって改めて思いました。

【コミック】

⑥家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。

これはフツーにいいですね。結婚してない人も、そうでないひとも。

友達でも家族でも、近い人とのゆるい愛やネタのやりとりというものは、じつは静かに一番幸せなのだな、と思います。

それでは今日も頑張ります!やっと火曜日です!

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