Mykoちゃん、Cたん


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アウトレイジ ビヨンド~OUTRAGE BEYOND~が良かった件。

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2012.10.16|iwamura

ということで、アウトレイジ ビヨンド~OUTRAGE BEYOND~観て参りました。

日曜日の夕刻ということで、大学生カップルが8割という驚異の(?)客層であったが、鑑賞後、客席がズドーンと重く静まり、大学生カップルが青い顔をしてシアターをいそいそと出る姿が印象的でございました。

ていうか、本来は「劇場を出た後肩で風を切って歩く」映画であると思うんですが(笑)。

いかんいかん、映画の話であった。

☆アウトレイジビヨンド

☆アウトレイジ

前作アウトレイジでは、たけしさんは損な役回りで汚れ仕事ばっかりやらされて、さいご死ぬ、というこのヒトの映画でいうところの王道であり(下記過去の系譜そのまんま系)、上記大学生カップルみたいな「ずどーん」な鑑賞後感はぬぐえなかったのであるが、今回はその「逆襲」の映画であるので、ワリとスカっと観れます。

オープニングも黒塗りの高級車のサルベージシーンから超おどろおどろしく幕あけるのですが、サルベージが海上保安庁のヒトであり、「あれ?海猿?」という始まり方にも、たけしさんの遊びゴコロを垣間見ることができ、やはり笑うべきところでは笑わないといけない映画です。

ただ、「その男凶暴につき」「ソナチネ」「HANA-BI」でも演じた「不器用すぎて少し悲しい」たけしさんの人生そのもののような物語に、やはりたけしファンはしびれてしまうわけです。

☆その男凶暴につき

たけしさん第一回監督作品。笑いながら撃てるこのころのたけしさんはマジ怖いですね。

講談社襲撃事件から3年後の作品だけに、蹴りとかガチです。

☆ソナチネ

映像美というか、たけしさんの映画では一番好きだったりします。キレイなのに芸術的すぎないというか。

当時ピアノ曲集「ソナチネ」を買って、テーマ曲は弾いていたような気がします。

☆HANA-BI

タランティーノ先生もそうなんですが、彼らのバイオレンスは「不器用な愛」なんですよね。

たけしさんの優しさがビシバシ伝わる物語です。

ベネチア国際映画祭金獅子賞受賞作品。

といったところで、アウトレイジ ビヨンドは、作風を「その男~」ぐらいまでドライなバイオレンスに針を戻し(?)、「本当はこっちがやりたいんでしょ」感がバンバン伝わる内容で、とっても気持ちよく見ることのできる男子の映画でした。

いくつまで、この路線やってくれるんだろうたけしさん。もう1作やってほしい。。。

※劇中超ヤな役で、その調子に乗ったチンピラヤクザぶりが光った「それでもボクはやってない」の加瀬亮さんであるが、「ベテランの中でいきなりイバれって言われましても。。。」というインタビューもウケたので、調子に乗って(笑)載せておきますね。

「顔に出てたらすぐ殺されちゃいますよね(笑)」。

ということで、11月3日!「むさしの吉祥寺映画フェスティバル」のほうもよろしくお願いいたします!

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