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車の“運転自動化”はドンドン進んでいる★
2012.11.02|shiozawa
“車が自動で運転”
それはもう少し話かもしれませんが、
アメリカの各州では早くも“自動自動車が公道を走るための法律”が次々成立しています。
■カリフォルニア州で自動運転車の公道走行を認める法案成立
カリフォルニア州のジェリー・ブラウン州知事は米国時間25日、マウンテンヴューにあるグーグル本社で、カリフォルニア州内での自動運転車の走行を認める新たな法案(SB1298)に署名した。
アレックス・ファディラ州上院議員が提出したこの法案は、カリフォルニア州車両管理局(California Department of Motor Vehicles、DMV)とハイウェイ・パトロールが定めた、安全と性能の基準に則って施行される。
また、DMVは2015年1月1日までに自動運転車に関する規制の草案作りをすることが義務付けられている。
ただし、この法案成立で同州内での自動運転車走行は可能になるものの、問題が起きないよう運転席には免許を持つドライヴァーが座っている必要がある。
引用:Wired.jp
さすがアメリカ。
将来を見据えて、技術やモノよりまず“法律”。
しかも今回のカリフォルニア州は一番ではなく3番目。
自動運転車の公道での走行が米国で合法化されたのは、カリフォルニア州が3州目。
昨年2月にはネヴァダ州、また今年はじめにはフロリダ州で、それぞれ同様の法案が成立している。
早いですね。
しかし、企業にとってみれば、法律が十分整っていれば安心して開発に取り組むことができます。
で、開発はどうなの、、、、と思っていましたが
部分的に自動化されてた車はすでにいくつか発売されていました。
<Audi A3>
自動の縦列駐車 後半のほうに出てきます。
そして、日本メーカーも
<ホンダ新ライフ>
“スマートパーキングシステム”
そして次は、TVコマーシャルで何度か見たことがあったっもの。
<Subaru Legacy Eyesight>
改めて注目してみてみると、
思った以上に自動化された車(かなり部分的ですが。)が発売されていたことに驚きます。
こそして、これからの“車の自動化”に関する予測がされているようです。
■「2040年には75%が自動運転、免許さえ不要に」
SFの世界のような話だが、われわれは実際の実験で、様々な自動運転車がもたらす未来をすでに目の当たりにしつつある。
アルバート・ブロッジ教授の考えでは、インフラの助けはほぼ必要ないという。 自動運転車が普通の自動車とならんで一般道を行き来する日が、さらに近付いている。
GMのキャデラック部門では、2015年までに半自動運転車の大規模生産に乗り出す計画で、全自動運転車に関しても2020年までに実現できると見ている。
また、アウディやBMWでも自動運転車の開発が進んでいる。
スタンフォード大学と共同で開発を進めているアウディは、アウディTTをベースにした自動運転車で「パイクスピーク」という米国のレースにも参戦している。
いっぽう、グーグルもトヨタのプリウスをベースにした全自動運転車の開発を進めている。
このプリウスの累計走行距離は30万マイル(約48万km)を超えている。
そうしたなか、米国電気電子学会(The Institute of Electrical and Electronics Engineers、IEEE)は
先ごろ、2040年までに一般道を走行する自動車の75%が自動運転車になるとの予想を発表。
さらにIEEEは、21世紀半ばに自動運転車が標準的なものとなるなかで、インフラや社会、人々の関心がどのように変化するかも予想している。
この予想によると、高度に発展した自動運転車の普及で、道路標識や信号、さらには自動車免許さえなくなってしまう可能性があるという。
引用:Wired.jp
とのこと。
予測もやっぱりアメリカ。
そんなアメリカですから
■Googleの自動運転カー、カリフォルニア州の公道での運転が可能に
米Googleは10月9日(現地時間)、自動車用自動運転システムを開発中であると発表した。
既に米カリフォルニア州の公道で走行テストを実施しており、同システムを搭載した自動車を14万マイル(22万5000キロ)以上走らせたという。
実験中の“自動運転カー”は、ビデオカメラ、レーダーセンサー、レーザー測距器を使って車や通行人の状況を“見”ながら、Googleが収集した詳細な地図データを参照して目的地に進む。
同社のデータセンターで「Googleストリートビューカー」が収集している膨大なデータを処理することで、こうした自動運転を可能にしているという。
走行テストでは安全を期して、運転席には訓練を受けたドライバーを、助手席にはソフトウェア技術者を乗車させており、あらかじめドライバーが従来の方法で走行して状況を把握しているルートを走っている。
Googleのエリック・シュミットCEOは、先月開催された「TechCrunch Disrupt」イベントでの講演で、「自動車は自動で走行すべきだ。自動車の方がコンピュータより先に発明されたのは間違いだった」と語っている。
グーグルが車を発売ですか。
うまくいくような、いかないような。
確かに、車がどんどんとIT化すれば、
より安全に走るには“より多くの情報”が重要なのは間違いありません。
今回の話“車の自動化”。
結局、一番気になるのは
事故後の“責任”です。
車の所有者にあるのか、
車の販売会社にあるのか
車を製造した会社にあるのか。
当然、法律がしっかりしていなければ、政府も悪いように感じます。
現時点でさえ、プリウスのブレーキ事故の一件のように、証拠などたいして確認もせずに裁判が起こされ、会社経営にまで影響がおよぶような事が発生したりしています。
当然、車は人命も巻き込む可能性の高いものです。
以上のように心配し始めると、懸念点がいっぱい。
安易に自動化しすぎるとリスキーのようにも感じます。
難しいですが、先を急ぎすぎずも時代に取り残されないように。
まずは日本も“前持った法律の整備”からしっかりしてほしいと思います。
ありがとうございます。