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はやぶさの残してくれたもの~勇気一つを友にして~
2010.06.15|iwamura
はやぶさ、帰還致しました。勇気と愛の大冒険であった。
※既出(宇宙開発と幸福論~はやぶさ動画より学ぶ~)だけど、何度見ても涙が出るのでアップ。
だめだ。熱すぎる。やはり泣いてしまう。
そして下記も、ホロリと、良かったんだよな。
※twitpicより
重い画をすみません。
でも、これはずるいけど、泣きそうだったので。
さて。
大気圏突入で消えてなくなったはやぶさ本体ですが、カプセル放射後の3時間をかけ、残るエンジンのパワーを振り絞って、地球方向にカメラを向け、撮影した最後の写真がこちら。
うわもうだめ。こっちは本当に泣いた。
この写真、デスクトップにしてしまいました。はやぶさ。。。
事業仕分けにて、今年度予算の概算請求17億円に対し、充てられたのは3000万。それってさあ、という思いに駆られて書いたのが前出の記事だったのだが、大臣たちも手のひらを返したように「今回の成功を受け、11年度予算は検討したい。」と繰り返す。
これはしかし、大臣たちが「現金なやつら」ではなくて、はやぶさが彼らにそう言わせたのだ。はやぶさが残した、功績なのだ。
さあ、そして11日、このタイミングでJAXAより発表されたニュースがこれ!
宇宙ヨット:イカロスの帆広がる
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11日、燃料なしに太陽の光の圧力を受けて飛行する宇宙ヨット「イカロス」が帆を広げることに成功したと発表した。現在、地球から約800万キロ離れた宇宙を金星に向かって飛行している。宇宙ヨットの航海は地球周辺以外で世界初。
イカロスは5月21日、金星探査機「あかつき」と一緒にH2Aロケットで打ち上げられた。帆は14メートル四方で、髪の毛の太さの10分の1という極薄の樹脂製。1円玉の5分の1の重さに当たる光の圧力を受けて進む。
※毎日jpより抜粋(部分略)
ロウでかためた 鳥の羽根
みるみるとけて 舞い散った
翼うばわれ イカロスは
墜ちて生命を 失った
だけどぼくらは イカロスの
鉄の勇気を うけついで
明日へ向かい 飛びたった
ぼくらは強く 生きて行く
勇気一つを 友にして