HOME >
ダウ10000ドル割れが、一般人の生活にどう影響するか?
2008.10.07|iwamura
NYダウ一時1万ドル割れ 04年10月以来4年ぶり(NIKKEI NET)
【ニューヨーク=山下茂行】6日のニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均は午前10時(日本時間午後11時)過ぎに330ドル超下げ、1万ド ルの大台を割り込んだ。ダウ平均が取引時間中に1万ドル台を下回るのは2004年10月以来、約4年ぶり。
これは、朝の日経平均も相当下がるでしょうね(執筆中の今はAM3:00)。
順を追って見てみてると、確かにあり得ないレベルの不況ニュースが、「さも当たり前のように」流されていたこの1週間の世界でした。
このうちの「ひとつだけ」でも、本当は「大ニュース」ですよ。
・Wミューチュアルが米銀最大の破たん、JPモルガンが資産取得(ロイター/9月26日)
・米金融安定化法案否決で世界の株価急落、ダウ過去最大の下げ(ロイター/9月30日)
・ブラジル株、99年以来の下落幅 一時取引停止(NIKKEI NET/10月1日)
・カリフォルニア州、連邦政府の緊急融資が必要になる可能性(ロイター/10月3日)
・世界株安、新興国を直撃 インド株5%、ロシア株20%下落(NIKKEI NET/10月7日)
だめだ、枚挙に暇がなくて、リンク張ることの意味がわからなくなった。
ただ!
じゃあ、「どう我々に関係あるの?」という部分を、解りやすくこれまでの経緯とともに、下記サイトが書いていたので、お時間ある時にお勉強してみましょう。
☆金融破綻、それが一般人の生活に今後どのように影響するのか?(GIGAZIN)
Q:私はリーマンやA.I.G.で働いていませんし、債券を所有しているわけではないのですが、何に気をつければいいですか?
A:現在さまざまな方面で騒いでいるのは決してリーマン自身の破綻についてではなく、資金を提供してくる金融機関全体が無力化していくことについてです。金融 会社は通常の会社および個人に信用を施すことにはるかにより用心深くなります。つまり、信用のコストが跳ね上がるわけです。これによって経済全体の成長が スローダウンしていきます(中略)。
わかりやすく言うと、お金をなかなか貸してくれなくなるというわけ。こうなるとあらゆる会社のあらゆる局面において金回りが悪くなっていきます。個人の場 合、今まで出ていた予算が出なくなる、何かの予算がカットされて計画が中止させられる、あるいは給料が安くなる、などの影響が考えられます。つまり、海の 向こうにある対岸の火事ではない、というわけです。特に今回の破綻は世界中に証券化という形で散らばっているため、世界中のあらゆる金融機関に波及してい きます(中略)。
さらに、世界恐慌以来、金融制度に対してあまりこの種のストレスを見出してきた経験が我々にはありません。したがって、スローダウンの大きさの量を計る際 に参考となる最近の歴史がほとんどなく、一体どれだけの影響が今後世界中に波及していくかが正直なところ、さっぱりわからないわけです(部分略)。
簡単に要約すると、
「この規模の世界同時証券破たんは前例がないので、どこまでヤバいかまだわかりません。」
ってヤバすぎですよね。。。
「ヒトはヒト!」「ウチはウチ!」
こんな時こそ、幼いころおやに言われた上記セリフを呪文のように唱えて♪
雨の火曜日!頑張りましょう!
カテゴリ:経済