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「僕らのミライへ逆回転」を今週末、観に行きたい件。
2008.10.19|iwamura
本来であれば、昨日持ってくるべきトピックスを日曜朝にすみません!でも、間に合えばこれはチェックしたい!
「僕らのミライへ逆回転」。面白そうなんだもの!!
いつものこのページで知ったのだが、なんだかようやく日本でも公開された模様!
事故によって磁気を帯びてしまったジャック・ブラックが、レンタルビデオ店のビデオを全ておしゃかにしてしまう。それをお客にバレないように、モ ス・デフと一緒にその場しのぎのリメイク版を撮影し始めたら、意外なことにこれが大ヒットして……という話。荒唐無稽な設定で、話の流れもご都合主義で いっぱい(そんなに上手くいかねーだろー!とツッコミたくなる場面多数)なのですが、そんなのはハッキリ言ってどうでもいい部分です。この作品が全編通し て訴えてくれるのは、
お金なんてなくても、楽しい映画はつくれて、しかもつくること自体が楽しい!
というメッセージ。さらに個人的には、「映画」という部分を「音楽」や「小説」、「演劇」や「アート」などにも置き換えられると感じています。
さあそれでは予告篇行ってみましょうか!これは久々に「観たい映画」ですね(いつも言ってる)☆
本家のウェブサイトも凝ってて楽しいですね!
そしていつものように彼の辛口コメントを引用(笑)。
『アイ・アム・レジェンド』だの『インベージョン』だの、最近のハリウッドはリメイクばかり。
元になったオリジナルは低予算のB級映画で、スターも出てないし特撮もちゃちだったけど、アイデアとセンスだけで勝負して歴史に残った。
ところがリメイクのほうは、千倍くらいの製作費をかけてリアルなCGと大スターを使っているが、アイデアもセンスもカラッポの空虚な大作ばかり。
そんなバカげた風潮に対するカウンターパンチがこの『Be Kind Rewind(巻き戻して御返却ください)』。原案・脚本・監督・絵コンテは『エイリアン』と『バットマン』の続編を依頼されて蹴ったミシェル・ゴンドリー。
ゴンドリーは母国フランスで世界で初めてSF映画を作ったジョルジュ・メリエスの手作りセンス・オブ・ワンダーをCGだらけの今に蘇らせた。
金をかけず、アイデアとガラクタだけでどれだけ夢を形にできるか? かつての特撮映画やアマチュア映画はそんな工夫にあふれていた。それこそが映画の素晴らしさだった。
と、いうことで、お休みの日もアイデアと手弁当で勝負のROCKETWORKS!夕方には街に出られるか(笑)?!
カテゴリ:映画