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小倉トーストなんて普通思いつかない
2008.11.14|umiushi
偏見なのは承知ですが、名古屋の食べ物ってかなりキてますよね。
その中でも、まだ充分理解の範囲内なのがひつまぶし。
ノーマルなうな丼だけでは飽き足らず、三段階の味わい方を開発するとは欲張りな感じもしますが、美味しいのも確か。主に値段的な理由であまり食べたことはないですが、文句のつけようもない食べ物にございます。
これが天むすあたりになってくると、ちょっとあやしい。
お米と天ぷらの組み合わせ自体は非常にまともですが、それをオムスビでやろうと思った経緯が知りたい。まあでもこのあたりまでは、味としては至極まっとうな和食の範囲ですから、それほど議論の対象にはならないでしょうか。
名古屋といえばの定番、味噌カツ。
とは言ってもトンカツ自体に変なことは何もありません。あの八丁味噌ベースの甘いソース、元をただせば八丁味噌そのものが特異ですよ。砂糖の甘さで勝負するって和食の発想じゃないですよね。
そしてデザートに控える小倉トースト。
名古屋の喫茶店定番メニューであります。水曜どうでしょうでもたーくんというか魔人がむさぼってました。ただ定番ではあるんですが・・・バターたっぷりのトーストに小倉あんを載せ、あまつさえ店によっては生クリームまでトッピングするなど正気の沙汰じゃないっすよ。糖尿病と書いてナゴヤと読ますつもりか。
などなど、どうやってその組み合わせを思いついたのかわからんものが多すぎます。しかしその一方で、食べられないわけじゃないというか、はっきり言ってクセになるような料理ばかりなのが何だか悔しい。その冒険心、目指して到達したのとたまたま出来上がったのではまた違いますが、どちらにせよそういうモノを生み出す風土であることは否定できません。やるな名古屋。
・・・などと、胸やけしてきたのでこの辺でお茶を濁そうと思ったら、名古屋はそんなに甘くなかった。まだ離してくれなかった。
映画「ミュータント・タートルズ」で、レオナルドが「ピザ嫌いなひとなんて、いる?」と言っていました。これほどの至言には滅多に出会えませんが、まさかナゴヤ名物を全部ピザにブチ込むとは思わなかった。
名古屋グルメを一枚のピザに凝縮したかのような商品です。
海老フライ、味噌カツ、あんかけ、肉味噌の組み合わせはとにかく食べ応え十分です。材料
海老フライ、味噌カツ、あんかけソース、
肉味噌、オニオン、マッシュルーム、
スーパースイートコーン、
タルタルソース、ダブルチーズ、
あらびきソーセージ、ピーマン、
目玉焼き
手羽が乗ってないと思ったら、しっかりサイドメニューでついてきてますな。発売は名古屋といえばのピザチェーン、アオキーズ。美味いらしいので、今度名古屋行ったら是非食べよう。それにしても「尾張名古屋はピザでもつ。」うーん、すごいコピーだ。何と言うか死人も生き返るインパクトであるな。
番外 スガキヤ
あのラーメンはクセになるのか、2年に1回くらい食べたくなるんですよね。
カテゴリ:ご飯