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惑星が3つある恒星系=太陽系に類似、直接観測-国際チーム

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2008.11.15|umiushi

年金だ食品偽装だ医師不足だ・・・と、国内だけでも緊急の課題は多いですが、そういう目先のこと、あえて目先と言ってしまいますが、とにかくそういうこと以外にも文化を持つ人間としてやらなければいけないことがあると思うんです。

その1つが、文学や理学などの基礎学問の探求。これらの学問はすぐに役立つわけではないうえ、未来永劫役に立たないかもしれません。ですが、動物の一種である「ヒト」が「人間」であるためにはこういうことも必要でしょうもし生きてるだけでいいのなら、寝っころがって政府支給のカロリーメイトでもかじるような社会でよかろう)。

そんなこんなでこのニュース

地球からペガスス座の方向に128光年離れた恒星を取り巻く3惑星を、米ハワイ島マウナケア山頂にあるジェミニ望遠鏡やケック望遠鏡で直接観測したと、米カリフォルニア大などの国際研究チームが14日、米科学誌サイエンス電子版に発表した。複数の惑星を含む恒星系が直接観測されたのは初めて。
この恒星「HR8799」系は、構成が太陽系に似ており、生命が存在してもおかしくない地球に似た惑星が今後見つかる可能性が高まった。

夢が広がるのは確かです。が、「人」の「夢」と書いて「儚い」などという昭和枯れススキ的な表現もございます。ネガティブな指摘ですが、とりあえず惑星だけあっても、生命が存在するかどうかは別の話たとえばわれらが太陽系には、地球型惑星(固体でできてるやつですね)が4つありながら、生命は地球にしか存在しないですよね。

多分にSF的ではありますが、宇宙に知的生命体が存在するかどうかを試算するための、「ドレイク方程式」というものがあります。以下、

ドレイク方程式は以下のように記述される。

N = {R}_{*} times {f}_{p} times {n}_{e} times {f}_{l} times {f}_{i} times {f}_{c} times L

ここで、

N :我々の銀河系に存在する通信可能な地球外文明の数
R* :我々の銀河系で恒星が形成される速さ
fp惑星系を有する恒星の割合
ne :1 つの恒星系で生命の存在が可能となる範囲にある惑星の平均数
fl :上記の惑星で生命が実際に発生する割合
fi :発生した生命が知的生命体にまで進化する割合
fc :その知的生命体が星間通信を行う割合
L :星間通信を行うような文明の推定存続期間

・・・オモテに出ろやWikipedia、といいたいところですが、ちょっと噛み砕いて式を追っていくと、それほど難しいことを言っているわけではなさそうです。なさそうですが、やっぱり週末に考えるにはヘビーなので、以前見た記憶のあるNHK教育の映像を探してきました。普段ならYoutubeから貼り付けちゃいますが、今回は公式HPで全部見られたので、そちらのリンクを張っておきます。

NHK高校講座「地学」より、「もうひとつの太陽系をさがせ」
最初の数分で、そのドレイク方程式が出てきます。

最後に余談ながらこの「地学」シリーズ、

司会の平野麻樹子さんが実にキュート。

同級生と「おねえさんがかわいい!」「一生懸命さが伝わってくるよな!」などとハマリまくった経緯があります。惑星なんか知らん、という方でも、平野おねえさんを見るためにアクセスしてみるといいかも知れませんよ。

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