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月イチの揚げパンこそ至高の悦楽・・・だった
2008.11.22|umiushi
この週末、三連休ですね。とはいえ正月も仏滅も関係ないような生活なので、気づいたのは昨晩でした。
若干年バレになりますが、わたくしのころは、土曜日と言えどキチンと半日学校がありました。学校、特に義務教育の間というのは、何が楽しみといって休み時間と給食です。人によっては体育の授業も入るでしょうか。
ソフト麺は土曜日だった記憶があります
いまさらな話題ですけど、オトナも食べられる「給食のお店」がありますよね。ざっと検索しただけでも、
なんていうようにひっかかってきました。ちなみに
給食を食べるには、やはり雰囲気作りが大事です。そこで、アルマイトのお盆、お皿、ボウル、先割れスプーン、牛乳ビンの食器に、給食の人気メニューをセットにしました。
アルマイトのお盆にのって、懐かしい給食メニューが出てきたら、気持ちはすっかり「あのころ」に戻ってしまうことでしょう!
というこだわりよう。本気と書いてマジだ。
・・・ただ、人の商売否定するみたいで何ですけど、当時と同じ味わい方は絶対にできません。いや、出来てたまるか、というほうが適切かもしれません。
味覚が変わってるとかそういう小賢しい理由もありますけど、やっぱり給食は、いくらお金をかけても取り戻せない「少年時代」「少女時代」の味ですよ。自分も年取って、下手したら当時の担任の先生より年上になってたりもしますし。表現として適切かどうか、セピア色の味であって欲しいんですよ。だから下手に色鮮やかに味もよくなって目の前に現れないで欲しい。
功成り名を遂げた年配の方が、追憶を呼び覚ますきっかけとしての「なつかしの給食」なのかなあ、とも思うんですが、やっぱり青年はまだ過去に生きてはいけないのだ、という気持を新たにしました。
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書き出したときは「発作的に食べたくなった給食ランキング」あたりの話に落ち着くと思っていたんですが、思いのほか真面目になってしまった。