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ギャルブランドが挑む新ステージ
2013.01.07|☆KAYA☆
月曜日は☆KAYA☆です。
今日は、若槻千夏、自信のファッションブランドWCのデザイーナを退任!
というニュースからです。
WC といえば、デビュー3年目にして東京ファッションウィークにて
コレクションを発表し、業界を驚愕させました。
ショー開催前の心境を彼女は以下のように語っている。
国内最大のファッションイベント「Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO(メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク 東京)」に初参加することになった経緯は?
以前から一緒に仕事をしていたcommons&sense(コモンズアンドセンス)の佐々木 香さんから「やってみたら」という話をして頂いたのがきっかけです。でも最初は、「いや、うちのブランドそういう感じとは違いませんか?東京コレクション に出るブランドってちゃんとしてますよね?(笑)」みたいな感じでお答えしました。「w♥c」はお祭り気分のような伝え方でやってきているので、格好良く てちゃんと洋服を作っているブランドのショーと同じ土俵に上がるなんて。商品の回転が早い「w♥c」のようなアパレルブランドが参加するという前例は少な いですし、「あれ、格好つけてる?」って思われるのが嫌だなというのが一番最初の思いでした。
ただ、人の目を気にしていたらこれまでやってきたいろんなことは出来なかったかなと思って。センター街の路面店やソラマチの店舗のオープンは万端な状態 でできたことではなかったので、今回もコレクション参加するブランドとしては”万端な”ブランドではないと思いますが、むしろそれが”うちらしい”のか なってことで去年の秋に「じゃあやってみようかな」って決意しました。人の目は今も気になってますし、実際「どうして?」って思っている人はいるでしょ う。でも毎回新しいことに取り組んできた「w♥c」にとっても、私にとっても大きなチャレンジ。決意した以上、今はもうやるしかないって気持ちですね。(fashionsnap.com)
初のコレクションショーのもようはこちら。
ギャルブランドがコレクションに殴り込みをすることが、
業界初の試みで、業界人を驚かせたのでした。
その当の本人若槻氏がデザイナーを退任し、クリエイティブアドバイザーへ
役職を変えるそうです。
ファッションデザイナーでタレントの若槻千夏が6日、自身のファッションブランドの専属デザイナーを退任することをオフィシャルブログにて発表した。
今後は、同ブランド専属デザイナーからクリエイティブアドバイザーへ役職を変更。これまでの同ブランドのデザイナーとしては一旦距離を置き「イチから頑張ります」と新たな出発を誓った。
若槻は、「去年 東京コレクションを経験してまだまだな自分が居て ただただ「ファッションが好き」という自分が居て その感情がどこまで通用するか試してみたい自分が居て…。全ての気持ちを素直に伝え、話し合った結果【タブルシーの未来への発展を見守る】という結論にな りました」と昨年の同ブランドのコレクション参加を機に、新たな未来へ向けた心境をスタッフと共に話し合ったという。
◆若槻千夏に疲れる時もある
「今の私はやるしかない感じです。手探りで色々またイチから頑張ります。若槻千夏に疲れる時もあるけど若槻千夏にもうちょっと期待してデザイナーとしても う一度、コレクションに出れる環境つくりを目指し2013年も頑張ります。また色々見えてきたら報告します。今のところ何も見えていないので。笑」と自身 のデザイナーとしてのキャリアを再出発させることを宣言した。(MODEL PRESS)
これまで日本の若者ファッションは、バロックジャパンリミテッド、
マークスタイラー等を通して多くのギャル文化を世界中に発信してきました。
彼らがそのステージを卒業し、次のステージへと動き出しているのを、
ココ数年目にする事がたびたびあります。
まだ大きな日の目を見る事はありませんが、wcも同じく、
これまで”モード”の世界のものだったコレクションに殴り込みを仕掛けました。
勢いがあり、活発だったあの頃が、また新たに帰ってくるかもしれません。