Mykoちゃん、Cたん


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より安い値段で人工衛星を飛ばして販売☆

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2013.01.18|shiozawa

地球の周りを周回する“人工衛星”。

3000台以上の人工衛星が現在もグルグルまわってるそうですが、実は自国の人工衛星を持っているのはほんの一部。

そこで、人工衛星のもっていない新興国や途上国に対して官民手を組んで

“人工衛星の製造・打ち上げビジネスを成功させよう!”

という動きが2013年、いよいよ活発化しそうです。

 

■衛星打ち上げ半額 NECとIHI系、JAXA組む  (2013/1/3)

日本の政府と民間が一体となって新興国向けに、従来の半分の100億円弱で小型衛星を製造して打ち上げるサービスを売り込む。

NECが東京都内に国内最大級の衛星工場を新設してコストを抑制。

IHI子会社などが小型ロケットで打ち上げ費用を抑える。官民が協力して、年間13兆円とされる宇宙ビジネスで先行する米欧勢を追い上げる。

内閣府の宇宙戦略室が次期宇宙基本計画の柱として、ベトナムやタイなど東南アジア向けの衛星打ち上げ事業推進の検討に入った。

衛星の製造とロケット打ち上げの総費用を大幅に抑制できるメドがたったことから、2013年度以降、官民で営業や生産の体制を整える。

17年度以降に年4基程度の打ち上げを狙う。

引用:日経新聞

“従来の半分の100億円弱”の値段ということは現在は1件200億円程度

1件に対する受注額はとても大きいです。

しかし、天気予報やGPSなどリアルタイムな上空からの情報観察など、その国の発展に大きく役に立つものとして考えれば決して高い買い物ではないのかもしれません。

しかもそれが半額以下になるのならばなおさらです。

今回の人工衛星の製造、開発に携わるのがNEC

パッと思い浮かぶNECのイメージはパソコン。

ところが 実はNECは昔からずっと人工衛星を開発している老舗メーカーでした

しかも、日本初の人工衛星はNEC製


こちらがそのNECが製造した日本初の人工衛星<おおすみ>。

24kg(第4段モータの燃焼後)
全長1000mm
最大直径480mm(ロケットの第4段モータ部 

このほかにも多くの人工衛星がNEC製のようです。

 

そして2013年、さっそく人工衛星の製造工場を都会の府中事業所内に作るとのこと。

■NEC、府中事業場に人工衛星組み立て工場を建設  (2013/1/7)

NECは、府中事業場(東京都府中市)の敷地内に、人工衛星の組み立てや評価・試験などを行う新工場を建設いたします。

新工場の稼働により既存工場と合わせて最大8機の人工衛星の組み立てが可能となります。


新工場は、鉄骨造4階建て、延べ床面積9,900平方メートルで、大型スペースチャンバーや最大26mの室内高を有する大空間作業室を備えるなど、大型衛星に対応可能な構造となっております。

さらに、震度7クラスの激震を受けても継続使用可能な堅牢な建屋となっています。
投資額は建屋・設備を合わせて約96億円ですが、経済産業省のイノベーション拠点立地推進事業「先端技術実証・評価設備整備費等補助金」の採択事業(注1)となっており、NECの実質的な投資額は約76億円です。
新工場の着工は2013年3月、稼働は2014年6月を予定しています。

NECは、日本初の人工衛星「おおすみ」(1970年打上げ)をはじめ、小惑星イトカワからのサンプルリターンを達成した小惑星探査機「はやぶさ」や第一期水循環変動観測衛星「しずく」など、66機の人工衛星のインテグレーション(取りまとめ)を担当しております。

引用:IT PRO

国内に新工場。

最近では工場といえば海外ですが、こういったものであれば国内生産できるのですね(国内じゃないとできないか)。

そして第一弾の受注は防衛省からになります。

防衛省の次期Xバンド通信衛星、スカパーJSATやNECらが1220億円で受注  2013/01/15

防衛省・自衛隊は2013年1月15日、「Xバンド」衛星通信中継等の整備・運営事業について、同日付でスカパーJSATグループと契約締結したと発表した。

スカパーJSATは特別目的会社としてディー・エス・エヌを設立し、スカパーJSATが65%、NECが17.5%、NTTコミュニケーションズが17.5%の割合で出資する。

このディー・エス・エヌが次期Xバンド衛星の打ち上げから運用までを一括して受託する。

契約期間は1月15日から2031年3月31日までで、契約金額は全期間総計で1220億7402万6613円(税込み)。この間にスカパーJSATはXバンド通信用衛星を2機打ち上げて運用する。

NECは衛星の製造や地上施設の整備を担当。

NTTコミュニケーションズは地上施設の維持管理を請け負う。

引用:IT PRO

これからはやっぱり、日本はインフラ開発の時代

NECも、薄利多売の家電ばかりではなく、今回の人工衛星のなどインフラ系に主力を移している感が強くあります。

インフラ系はとくに国の他国に対するアピールが重要なところなので積極的にアピールしていただきたいところです。

    

国内経済復活のために。

ありがとうございます。 

 

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