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時代ニーズに合わせたおもちゃ市場

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2013.01.24|nakano

こんにちは、nakanoです。

 

寒さも本格的になり、どうも家にこもりがちになってしまいます。

家の中で遊べるおもちゃも、今は色々な物が普及していると思います。

 

先日、矢野経済研究所より、こんな市場調査と結果が出ていましたので、

掲載させて頂きます。

 

※画像 トイザラス 様より

 

矢野経済研究所は1月17日、おもちゃ市場※に関する調査結果を発表した。それによると2011年度の市場規模は、メーカー出荷金額ベースで前年度比4.1%減の7241億円と、4年連続で縮小したことが分かった。

※電子玩具、模型・ホビー、男児玩具、女児玩具、ゲーム類(アナログゲーム)、季節玩具・雑玩具、基礎玩具(知育玩具、ブロック類など)、ぬいぐるみ、テレビゲームの主要9分野を指す。

おもちゃ市場の5割以上を占めるテレビゲーム市場は、ソーシャルゲームへのユーザー流出などにより同6.9%減の3990億円と大幅に縮小。一方、テレビゲームを除いた8品目の市場は、同0.3%減の3251億円とテレビゲーム市場ほどは落ち込まなかった。

矢野経済研究所では「東日本大震災の発生に伴う“イエナカ”志向の強まりで、近年縮小し続けていたアナログゲームが拡大に転じ、女児向けのキャラクター玩具やクラフトトイ(工作玩具)も好調に推移。トレーディングカードゲームも“イエナカ”志向に加え、参入事業者が新商品の投入や販促を積極的に行ったことにより大幅拡大した。一方、季節玩具は外遊びを控える動きの強まりに伴い、縮小した」と分析している。

 

※BusinessMedia誠 様より

 

数年前までは好調であった玩具業界にも、不況の波が押し寄せつつあるようです。

フィギュアはユーザー増加に伴い、成長状況にあるようですが、

テレビゲーム市場が落ち込んでいる事には驚きです。

 

5年前には、大人も遊べる本物顔負けのクッキングトイシリーズなどが流行していました。

 

※画像 タカラトミー 様より

 

グミやプリンといったお菓子から、太巻きや蕎麦まで作ることの出来るクッキングトイが販売され、

「値段の割にしっかりした食べ物ができ、親子の会話のきっかけにもなる、時代ニーズにあった玩具」

として、人気がありました。

 

いつの時代も愛される玩具でさえ、時代ニーズがあるのですね…

 

そんな中、2012年6月に行われた「日本おもちゃ大賞」では、

沢山の素晴らしい玩具が受賞されています。

 

「日本おもちゃ大賞2012」大賞受賞作

エデュケーショナル・トイ部門
『ぐるぐるドライブシリーズ』 (タカラトミー)
ボーイズ・トイ部門
『トミカと遊ぼう!スーパーオートステーション』 (タカラトミー)
ガールズ・トイ部門
『カラフル変身! スマイルパクト』 (バンダイ)
キャラクター・トイ部門
『バスターマシンCB01 DXゴーバスター』及び『バスターマシン』シリーズ  (バンダイ)
イノベイティブ・トイ部門
『スマートペット』 (バンダイ)
ハイターゲット・トイ部門
『ジョッキアワー』 (タカラトミーアーツ)
共有玩具部門
『もっと!!番犬ガオガオ』 (メガハウス)

ヒット・セールス賞
『変身ベルトDXフォーゼドライバー』 (バンダイ)
特別賞
『シルバニアファミリー』 (エポック社)

アニメ!アニメ! 様より

 

中でも私が注目したいのは、

 

※画像 アソビジョン 様より

 

「次世代のペット」とも呼ばれている、

「スマートペット」です。

 

スマートペットとは…

ご覧のとおり、顔がタッチパネルになっており、

画面のフェイスは飼い主の動作で表情が変わり、

音声認識・画像認識機能によって、芸を覚えさせたり、

外出先にタッチパネルだけを携帯し、遊ぶこともできます。

 

※画像 アソビジョン 様より

 

まさに時代ニーズに合わせた玩具。

タッチパネルやそのフェイスが携帯出来る事、

時代と共に持家が狭くなり、ペットの飼えない状況、またはペットアレルギーが多く見られる現代を、

反映するかのような商品ですね。

これは、さすがの受賞です!

 

今現在、売れ筋の商品ですが、

皆様ご存知ありますでしょうか?

 

※画像 タカラトミー 様より

 

世界で4000万個の売り上げを誇る「Furby」です。

ファービーの歴史は意外と古く、日本では1999年に初代ファービーが社会現象となりました。

 

ファービーは、

喋りかけたり、撫でたりすると、色々な反応を返してくれる「コミュニケーショントイ」という玩具になります。

歌を歌ったり、ファービッシュと呼ばれるファービー独特の言葉を話したり(人間には全く理解できません)、

ファービー同士を対面させると会話を始めたりします。

私も2代目ファービーを持っていますが、

「つまらない」が口癖の冷めたファービーに育ってしまいました…

今回新たに登場したファービーですが、

キャンペーンサポーターは、これもまた時代を写した人気の、

ももいろクローバーZ

 

※画像 タカラトミー 様より

 

そんなファービーの今回から付いた新機能ですが、

先ず、瞳の液晶パネル。

笑ったり、泣いたり、怒ったりの感情がよくわかるように、瞳の変化を液晶パネルで表現しています。

それから、大きく違うのが、スマートフォンでのアプリのダウンロードです。

アプリには、ファービッシュ辞典や食事の事、翻訳機能がついているようです。

今まで、何を話していたのかわからなかったファービーの言葉が、わかるようになるんですね!

 

ファービーはアメリカ発の人気の玩具ですが、

今やスマートフォン無しでは、玩具も遊べない時代になってきたのでしょうか…

ニーズに合った、時代を写した玩具がこれからもどんどん出てくると思います。

自分が親になった時に、遊び方・作り方を聞かれて、戸惑うような玩具が沢山でてくるのではないかと、

…少し不安にもなります。

 

私個人的には、

「日本おもちゃ大賞」特別賞受賞の、「シルバニアファミリー」のように、わかりやすい玩具も大好きです。

 

ありがとうございました。

 

 

 

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