Mykoちゃん、Cたん


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女性のBOZE問題と、体罰とかそのへんのあれこれ。

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2013.02.05|iwamura

ということで、手前味噌ではあるが、昨日の☆KAYA☆の記事は秀逸であった。

「BOZE IS SEXY」とする観点は、どのメディアでもあまり叫ばれておらず、たとえばコメント欄のumiushi氏のコメントを引用してみよう。

その昔わたくしが大学浪人していた予備校で,美大コースもあって「おっ」と思うような美形の女子受講生がいらしたのですが,その子がある日丸坊主で登校してきまして,別に面識があるわけでもないのにうろたえた記憶がよみがえりました.
思うにそれ以来,女性の丸坊主は,ちょっと自傷行為と区別のつかない雰囲気もある危うさも含んでいるのがまた,危険な魅力なのかと思っています.個人的には昔なつかし「西遊記」の玄奘三蔵を演じた故夏目雅子も,あの頭巾の下は丸坊主であって欲しい気もします.

BOZEに限らず、ボーイッシュな女子を支持することの多いiwamuraと致しましても、わかる部分が大であります。

峯岸みなみさんのケースは、ある意味、「仕事」である以上、誹謗中傷こもごも受け止めることが問題提起であり、宣伝行為であり、というところを考えてみた場合、まあたとえばナチスによる暴力を思い起こさせるとかいろいろおっしゃる方もいらっしゃいますが、アレはやっぱり(youtubeはもはや削除されておりますが)泣いていたのがまずかったんだろうなと思われます。

さて、一方の柔道女子代表監督の件。

角界に続け! とばかりにスキャンダラスな話題を振りまいております我が国の柔道界ですが、なんでも暴力指導を巡って告発が天を轟き、呼び出された空に舞う龍が東京五輪を粉砕せんばかりの勢いとなっております。

何が一番面白いって、谷亮子です。

谷亮子議員 監督留任は「賢明な判断」
http://www.nikkansports.com/sports/news/f-sp-tp0-20130131-1079064.html
園田監督辞任 暴力も「死ね」も認めた
http://www.nikkansports.com/sports/news/p-sp-tp0-20130201-1079346.html

同じ日刊スポーツであるにもかかわらず、谷亮子が監督のことを庇った直後に監督が暴力沙汰を認めて自ら辞任という、まさに流れ落ちる滝のような予定調和でありまして、虹まで出ている感じで美しいです。

谷亮子氏「私は暴力受けた経験ない」 再発防止策求める
http://www.asahi.com/national/update/0131/TKY201301310106.html

まるで田村亮子時代も含めて現役の頃は暴力沙汰がなかったとでも言わんばかりの物言いが素晴らしいのですが、当時出ていた『噂の眞相』では谷亮子自身がその練習で結構なことを相手にやらかしていたことが告発されるなど、彼女だけの責任ではないにせよ触れないほうがいいことがたくさん転がっているように感じられるわけです。

やまもといちろうブログさんより抜粋

基本的に、暴力とか体罰はだめだとは思います。

だめというか、時代遅れなんでしょう。「昔は大阪まで歩いて10日かかったのだ!だからお前らも歩け!」と言われましても、という事なんだと思います。

ただ、イイセン逝ってるよなあ東スポさん、と思った記事が下記。

新日本プロレスのキャプテン・ニュージャパン(30)が先輩・永田裕志(44)が行っていた“体罰”を告発した。

連日の報道に触発され、キャプテンは暗い過去を思い出したのか?かつて新日プロでデビューした平澤光秀(プエルトリコで行方不明中)が永田からひどい体罰を受けていたことを公にする。

「リング上でビンタ、控室で殴る、そこに愛があればいい。だが、あれは青義の名を借りた体罰。ひどい時には試合中にまでビンタされたり、プロレス技を仕掛けられたり、腕を固められ身動きを取れなくされた上、体の上で白目になられるなど精神的苦痛を味わった…。過去の出来事として風化させずJOCに訴えたい」(キャプテン)

東スポwebさんより

まあ、この辺が格闘技の難しさというか。

サッカーや野球での体罰は100%否だと思うんですよ。

ただ、プロレスや柔道、あるいは空手という、いわゆる相手をやっつける、叩く、蹴る、投げる、極める、といった技で勝敗を決する「格闘技」において、その練習過程、訓練課程における、例えば「組手」とかの立ち位置や、スパーリング的なものをどう定義づければいいのかと。

もちろん、組手やスパーにかこつけてのいじめや体罰ってありそうでもあるのですが、これはほかの競技やいわゆる「すぽーつ」とは一緒にできない側面も歴然とあると思うわけです。

以前、亡くなった格闘家アンディ・フグの練習について書きました。殺人的で非科学的に見えた彼の練習は、しかし、本人に言わせると必要なこと、だったのです。なぜならば、空手とは痛みに耐える競技でもあるから──。スポーツのトレーニングに慣れた人間の目からすると、彼がやっているのは罰そのものでした。

柔道は、痛みに耐えなくていいのでしょうか。

迷っています。スポーツではなく武道だった柔道にも、完全なるスポーツの論理を持ち込んでいいものなのか?(金子 達仁) – 個人 – Yahoo!ニュース

上記記事は読んでみる価値はあるでしょうね。

もちろん、体罰反対!をベースに書かれていらっしゃいますが、日本人にはうなずける部分も多いかと。

いずれにせよ、iwamura見解としては、「体罰は時代遅れ」あるいは「現代では非効率」だとしか言いようがない。

川島英五の歌みたいなカッコいい哀愁を帯びた時代遅れではなくて、本当にそうなんだろうと思う。

そういった意味での日本人の魂の脱戦後と申しますか、今年は流行語大賞にもなりそうなんですけれども、利益を追求するために厳しいチーム環境を是とする「ブラック企業」のあり方なんかにも影響を与えそうな「体罰問題」です。

でも、根本的に、日本社会全体の経済だったり、今の厳しい環境が何とかならない限り、少子高齢化の中で他国と張っていく上で、今後もこうした問題は頻発してゆくでしょう。そうした問題を解決するための「躍起になった結果の体罰/ブラック企業」であるとも考えられるわけで。。。

例えば、徴兵制なんかで兵役2年とか、3年とか潜ってくる他国の屈強な若者たちへ、当問題への意見展開を求めてみたい気もしますね。

ちなみに、小生の肉親で桜の代紋の会社にお世話になっているのもいるんですが、めっきり昨今は「体罰」と呼ばれるようなものはなくなっており「都民を守るために身体を張るべき」人間たちまでもが、「すぽーつ化」することについて、想いを馳せてしまう、如月の朝となっております。

現場からは以上です。

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