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世界から愛される日本人ダンサー
2010.07.12|☆KAYA☆
昨年6月、KING of POPことマイケル・ジャクソンの
突然の死に、世界中が涙しました。
”THIS IS IT”の冒頭でツアーのダンサーたちが
彼への深い尊敬と、熱い憧れを語っています。
世界中のダンサーが、マイケルと踊れる事が
最終的な目標!最高の名誉!と憧れるほど、
マイケルのツアーダンサーに選ばれる事は難しいんです。
世界中の有名アーティストの中で、
ツアーダンサーへの対応が手厚いことで
知られているのはマドンナ!
飛行機の席からホテルの部屋、もちろんお給料だって
マドンナのダンサーたちは世界一!!!
マドンナはダンサーへ敬意を払っているのです。
(何を隠そう私も元ダンサー。笑)
そんなマイケルとマドンナに愛されたダンサーがたった一人だけいます。
それが日本人だって知ってます!?
Kento Mori (ケント・モリ)
彼はアメリカンドリームを掴んだ日本人の一人。
21歳で単身渡米。
わずか1年半後にマドンナのツアーダンサーに選ばれる。
(引用;ガジェット通信)
彼はマドンナのオーディションを受けることとなる。そして、マドンナのツアーダンサーとして、唯一アメリカでのオーディションから勝ち上がった日本人ダンサー「Kento Mori」は契約にも合意する。だがその後、マイケルのロンドン公演のオーディション話が彼に飛び込んで来たのだ。そう、あのリハーサルのみで終わったマイケル・ジャクソン最後のコンサートだ。「マイケルと仕事する事を夢見て、それを目標にここまで来た。 これを失ったら、アメリカにいる意味まで失ってしまう。」そう決意した彼はマドンナとの契約金を返上する覚悟でマイケルのオーディションにチャレンジする。マイケル・ジャクソンのオーディションは選ばれたダンサーのみが受ける事を許されるオーディションであり、誰もがチャレンジ出来る道ではない(今回は世界中でたった500人しか受ける事が出来なかったという)。その上、マイケルのラストの仕事と告知されていたロンドン公演。「Kento Mori」にとっても正にラストチャンスであった。そのラストチャンスを「Kento Mori」はゲットしてしまったのである。それも、マイケル本人による他のダンサーよりいち早くの抜擢であった。
つまり、500人のダンサーから6人しか選ばれない枠に
マイケル本人がKento Moriを選んだ!!!
しかし、、、
結局「Kento Mori」はマイケル・ジャクソンと契約する事は出来なかった。
彼自身もマドンナに直接メールをするなど双方の調整に努力し、これもまた異例の事ではあるがマイケル本人がマドンナ本人に直接電話をし「Kentoを使わせて欲しい」と交渉したが、それすらもマドンナには通用しなかった。マドンナもまた「Kento Mori」を必要としており、マドンナはプロフェッショナルだったという事でもある。彼はマドンナのバックダンサーとして踊るしかない状況となったのである。
つまりマドンナはマイケルに説得されても
Kento Moriを手放さなかった!!!!
そんな中ツアー中の彼女にもマイケルの訃報が届く。
マドンナは直前に急遽プログラムを変更しマイケルとマイケルを夢見て生きてきた「Kento Mori」の為にスペシャルプログラムを組んだ。マイケル・ジャクソンの扮装をさせ、マイケルの名曲「Billie Jean」や「Wanna Be Startin’ Something」に合わせ、「Kento Mori」にソロダンスを踊らせたのである。そしてその動画を公式サイトのトップページに掲載するという事までマドンナは行っている。
そのLIVE映像がコレです!!!!!
ダンスなので、是非みなさんには動画で彼の凄さを知ってほしい!
テレビ朝日「世界を変える100人の日本人」で特集されています。
MADONNA – Celebration PV (Kento Moriが出演しています)
加藤ミリヤ – SENSATION feat Kento Mori
映画では、たくさんの映画祭で作品賞、監督賞、主演男優賞に加えて
歌曲賞、衣装デザイン賞などさまざまな賞が設けてあります。
それに対しMTV Japanが主催する音楽の表彰式VMAJを例にとっても
賞は音楽ジャンル別と「最優秀ダンスビデオ賞」ぐらい。。。
「最優秀振付賞」や「最優秀ダンサー賞」を設けるなど
もっと日本でのダンサーという職業を認めてほしい!!!!
ちなみにアメリカではしっかりと認められています。
こちらもアメリカMTVが主催するVMAではちゃんと
「最優秀振付賞」が設けられています。
Kentoは海外に出て行ったダンサーですが、
国内にもたくさん素晴らしいダンサーがいます。
日本でダンサーが評価されなければ、
彼らはどんどん国外へ出て行ってしまいます。
日本もアメリカのようにダンサーを職業として認めたほうがいい!
ダンスは国籍、性別、年齢は関係ない、ルールも無い。
だからこそダンスは世界中の人々に喜びと感動を与えられる。
それをまだまだ日本人は知らないのではないでしょうか。