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往復501日!民間火星旅行に予約者殺到!
2013.04.21|iwamura
皆様、こんにちは。
inoueです。
2018年に地球から火星までの往復接近通過を目指す計画を発表した。
※画像は、IRORIO記事より引用
宇宙旅行者デニス・チトー氏らが設立したインスピレーション・マーズ財団(Inspiration Mars Foundation)は2月27日、2018年1月に2人の民間人を乗せた宇宙船を打ち上げ、501日間に渡る有人火星ミッションを実施すると発表した。
発表によると、打ち上げは2018年1月5日に設定されており、228日かけて火星に接近し、その後、273日かけて地球に帰還する。火星表面から約160kmまで接近するが、着陸はしない、いわゆる有人火星自由帰還ミッションである。2018年を選んだのは、地球と火星間の自由帰還軌道が成立する機会は約15年ごとに1回しかなく、2018年を逃すと、次は2031年になるためだという。
デニス・チトー氏はアメリカの起業家で、アメリカ航空宇宙局(NASA)の反対を押し切り、ロシアのソユーズ宇宙船の座席を自費で購入し、2001年に国際宇宙ステーション(ISS)に行った世界初の宇宙旅行者。今回のミッションについても、予算が約10億ドル超えるとみられるが、NASAには資金提供を求めず、放映権やスポンサー募集などで資金を調達する。※sorae.jp記事より引用
この発表を行ったのは、実業家デニス・チトー氏が設立した非営利団体「インスピレーション・マーズ財団」。
課題は、搭乗者の精神面だという話ですが、路面バス程の大きさのシャトルに2人で缶詰めにされ、
リサイクルされた酸素を吸い、自分たちの尿をろ過して飲料水にし、それで作られた乾燥食材を食べるとの事。
確かに精神面等を考えれば夫婦が良いのでしょうが、極めて厳しい旅行?になるでしょう。
しかも、途中で死亡してしまった場合には凍結乾燥され真空パックにされ、
更には、生きて帰る事が出来れば秒速14.2kmで大気圏に突入するというおまけ付き!
※画像は、sorae記事より引用。HVT2号機大気圏再突入時の画像
ジェットコースターすら苦手な私には、かなり厳しいミッションでしょう。
しかし、歴史に名を残そうとする方々による志願者は募集前にもかかわらず予約者が殺到しているとの事であります。
【今回の調査の目的】
火星の軌道には乗らず、161km地点で引換し宇宙遊泳なども許されず宇宙実験実験も制限されるとの事なのですが、これこそがまさに実験であり、搭乗者は自らを実験体にして宇宙放射線に晒され続けた体への悪影響を研究者達に調査してもらうための生体サンプルとなるのだとか。
もちろん宇宙放射線被爆への対策は万全を期するとの事です。
【調査の対策】
宇宙の気象をモニターし、抗酸化物質を多量に含む食品を開発中との事。
また、個人の体に合せた最高の薬も開発中だそうです。
【ライフサポート】
搭乗員は、途中で故障してしまった場合の事も考慮しメカニックである必要がある。
初めの方にも書きましたが、尿は貴重な飲料水。
2日お気に蒸留し、ろ過され飲料水として使われる。
精神的ダメージも考慮し、夫婦である事が望ましいそうなのですが閉鎖的空間でもへっちゃらなカップルが良いそうです。
かなりの条件ですが、アメリカ国籍を持っていれば応募できるとの事です。
【資金面】
デニス・デトー氏は、NASAの反対を押し切り、自費でロシアの宇宙船ソユーズの座席を買い宇宙に行った初の宇宙旅行者。
予算も10億ドル以上かかるとの事ですが、今回もNASAには協力は求めずに、放映権やスポンサー募集などによって資金を集めるそうです。
現実的に実現が難しそうなミッションですが、新たな宇宙への第一歩を刻んでいただきたいと思います。
※画像は、日清HPより引用
~弊社も御世話になっております企業様が製作されましたCM~
下記URLより
Tout ce qu’un homme est capable d’imaginer, d’autres hommes seront capables de le réaliser.
(人が想像できることは、いつだって人が創造できる。)byジュール・ヴェルヌ
いつかは、宇宙に行きたいですね。
今週も頑張ります。
ありがとうございました。
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