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クールジャパン戦略に必要なのは、『ゲーム』の力!

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2013.04.24|nakano

クールジャパン、クールジャパンと最近よく耳にしますが、

言葉のままだと『冷たい日本』?のような印象を受けるには、私だけでしょうか…

 

そんなクールジャパンですが、私も含め、内容理解のためのご説明を。

 

日本では、経済産業省に「クール・ジャパン室」が設置されており、戦略産業分野である日本の文化・産業の世界進出促進、国内外への発信などの政策を企画立案及び推進している。「クール・ジャパン戦略」として、日本のポップカルチャー方面を中心に文化産業の海外展開支援、輸出の拡大や人材育成、知的財産の保護などを図る官民一体の事業も展開されており、経済産業省主催で日本文化の対外ビジネス展開や市場開拓を検討する「クール・ジャパン官民有識者会議」を有識者と関係省庁参加で開催している。税制面の優遇も検討されており、「コンテンツ特区」を設け国外からも人材を集める。2010年に政府はクールジャパン推進により2009年度の海外収入1兆2000億円を今後倍増させる方針を示した。

具体的には、ゲーム漫画アニメや、J-POPアイドルなどのポップカルチャーを指す場合が多い。さらに、自動車オートバイ電気機器などの日本製品、料理武道などの伝統文化など、日本に関するあらゆる事物が対象となりうる。

Wikipedia様より

 

カッコイイ日本発掘!といったところでしょうか。

 

クールジャパンのコンテンツとして、よく挙げられるのが『ジャパニメーション』、

日本のアニメや漫画のクオリティーにおいては、海外での評価も高く、多くの作品が海外進出しているのを、

メディアなども取り上げているようですが。

 

日本の今流行りの、いわゆる『萌え』アニメは、「artistic!」と称され、

芸術的な観点からの評価は高いようですが、あとは美的感覚にハマるハマらない…

その辺りは、日本でも同じだと思いますが…

 

しかし、実際のところ、『ジャパニメーション』の威力を耳にする事は多いけれど、

海外アニメ市場では、『ジャパニメーション』は数パーセント規模の話。

日本人に「スーパーマンを知っていますか?」と聞いたら、解答率は100%だろう事を考えると、

やっぱり少し弱い気もする。

 

しかし、「スーパーマリオをご存知ですか?」と聞いたら、大抵の人がわかるんではないか、

という話が、記事として特集されているのでご紹介。

 

■アニメは低下していても、ゲームの世界的なステイタスは相変わらず高い

ゲームは、世界で日本のイメージを形成している重要なコンテンツであると確信できる。アメリカなりの海外のおもちゃ屋に行けば、「マリオ」や「ピカチュウ」がいないことはない。香港やシンガポールに行けば違法コピーもあるかもしれないが、Tシャツにプリントされているものも、時計になっているフィギュアを常に見かける。コピーが起きるのはステイタスの高さを示している。フィギュアショップに行けば、スクウェア・エニックスの「ファイナルファンタジー」のキャラクターやモンスターを見かけるし、先日カナダの書店によったときには、セガの「ソニック」のアメコミが、本屋で最も目立つところに置かれていた。日本では「ソニック」のマンガは描かれておらず、北米オリジナルだ。

アゴラ様より

 

確かに、ピカチュウはすごい。

 

livedoorblog様より

 

ポケモンシリーズのゲーム総売上本数は、全世界で2億3000万本、とこれほど売れるRPGゲームも珍しいですね。

vgchartzの『世界で最も売れたゲームタイトル』(2011年)のランキングもすごい!

 

1 → Wii Sports (Wii)

2 → スーパーマリオブラザーズ(ファミコン)

3 → ポケモン赤緑青(GB)

4 → テトリス(GB)

5 → マリオカートWii(Wii)

6 → Wiiスポーツリゾート(Wii)

7 → ダックハント(ファミコン)

8 → はじめてのWii(Wii)

9 → Newスーパーマリオブラザーズ(DS)

10 → Nintendogs(DS)

 

驚いた事に、全て日本製タイトルという結果。

任天堂の圧倒的な力を感じますね…

 

公開中のディズニー映画 『シュガーラッシュ

 

大人も子供も夢中にさせるもの――
それは、ゲーム。

でも、人間たちは知らなかった。
ゲームセンターの閉店時間が過ぎると、そこでは“もう一つの世界”が始まることを…。

人間たちの姿がなくなると、“仕事”を終えたゲーム・キャラクターたちが、
“ゲームの世界”で動き始める。

これは、人間たちが知らない不思議なゲームの世界で
繰り広げられた、感動の大冒険の物語。

ディズニー公式サイト様より

ゲームの中の、悪役がヒーローになりたいと願い、繰り広げられる冒険のお話。

この映画にも、沢山のゲームキャラクターが出てきますが、

日本発のタイトル『スーパーマリオ』や『ソニックザヘッジホッグ』『ストリートファイター』など、有名なタイトルから、キャラクターが出演しているのも、

話題の一つです。

 

■ゲーム会社が自力で開拓してきた海外市場

ただ、事実として、国に自社のゲームのプロモーションを期待しているようなゲーム会社は存在していないとは思う。展開のスピード感が競われるゲーム産業では、のんきに文化発信なんてやっている時間はない。

世界の家庭用ゲーム市場は、80年代に苦労して任天堂が開拓したものであるし、90年代はソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の「プレイステーション」も自社で努力して成功させたものだ。現在のソニーの平井一夫社長は、SCEのアメリカの社長兼CEOとして、「プレイステーション2(PS2)」時代のマーケティングを大きく成功に導いた立役者だ。PS2はゲームのみならず、世界的なDVDの普及に大きな役割を担った。

現在は、ソーシャルゲーム会社が、海外進出の努力を懸命に続けている。新興勢力のディー・エヌ・エーなどの様々な企業が、アメリカの会社を買収したり、アップルのApp Storeや、グーグルのGoogle Playで、苦労しながら上位の売り上げランキングに食い込んでいる。

アゴラ様より

 

おっしゃる通り、メディアの力を借りたり、イベント効果が影響をしたりといった宣伝効果も大きく感じられないのが、

『クールジャパン』の戦略の中でも、努力家の優等生…といったところなんでしょうか。

 

GREE公式サイト様より

 

アニメの進化がなかなか難しくなっている今、

最近は、ソーシャルゲームのメディア進出に目覚しいものがあると感じていますが、

ソーシャルゲームの売りのひとつでもある『コンテンツの量』は、

対象の層を選別する、いわゆる『マニア化』が進んでいるように感じます。

マニア化されると、海外展開の際、なかなか難しいような気がしますが、

App、ソーシャルゲームは、今はまだマーケティング段階、

これからに期待です!

 

ビールでおなじみの『KIRIN』さんのスマートフォン向けアプリ『スマート晩酌』

 

 

キリンビールが提供するスマート晩酌向けのアプリ「スマート晩酌」。キリンの瓶ビールに付いているバーコードをスマホで読みこむと、架空の友だちの動画を見ることができ、一緒に晩酌を楽しんでいる雰囲気を味わえるというものだ。

架空の友だちは、「みんなから愛される女」「スターな男」「アルバイトかけもちの女」「きれいになる女」「告白できない女」「覆面レスラーの女」「良い加減に叱ってくれる女」「小料理屋を仕切る女」「後輩の男」「オーディションに受からない男」の10人が用意されている。

トレンドニュース様より

 

気になります…

私は一人で呑むのが日課になっているので、慣れてしまっていますが、

架空の呑み友達がいるなんて、ちょっと楽しい気分になります。

 

トレンドニュース様より

 

ただ、晩酌に付き合ってくれるのは、1日1回のみ。

「本アプリの利用は適正飲酒の観点から、1日のご利用を1回までとさせていただきます」との事。

ハマリ過ぎて課金…ならぬ、ハマリ過ぎて泥酔…を避けるためのシステムなんですね。

これまた『マニアック』な匂いがします…

 

MADE IN JAPANのマーケティング力とブランディングは、まだまだ先を見つめていますね!

 

架空の友達に晩酌のお付き合いをお願いして、今週もがんばります!

 

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