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TEDにおける、お勧めスーパープレゼン。
2013.04.30|iwamura
ということで、TEDはスゴいよなと思います。
プレゼンテーションは日本語だと「弁論」とかになるのかなー。「主張発表会」とも言えますね。
オバマ大統領のスピーチライターさんとかマジ天才だよな、と思います。
そもそもTEDは
Technology
Entertainment
Design
の頭文字だ、と言われておりますが、個人的にはかのケネディ大統領の「国家があなたのために何をするかではなく、あなたが国家のために何ができるかを問いたまえ(Ask not what your country can do for you; ask what you can do for your country)」を想起したTheodore Chaikin “Ted” Sorensenせんせいからとられているんじゃないかなー、と思ったり。
ただ、やはりインターネットで見放題、というところが、wikipediaせんせいと一緒で、次世代な方法論だな、と感じます。
そんなTEDを久々にさまよっていたら、日本人がんばっとります!
※以下引用
TEDは、元アメリカ大統領のビル・クリントンや、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ、Google創業者のセルゲイ・ブリンとラリー・ペイジなどの有名人から、第一線の科学者や研究者が、練られたプレゼンをすることで有名です。TEDのサイトでは、字幕付きで無料で見ることもできます。
そんなTEDですが、出演するだけでも大変な名誉です。そこに、今年のTED2013に日本人として唯一出演した人がいて、話題になりました。
字幕付きはこちらから→BLACK 「ヨーヨーの達人への道」
著名人がレベルの高いプレゼンをするTEDといえども、スタンディングオベーションというものはなかなかないのですが、この発表のあとでは、半数近く?の人が立っています。
一部のブログでも、音楽とパフォーマンスの一体感がスゴイと話題でした。Youtubeのコメントも盛り上がっています。
本人に直接聞いてみたところ、
音楽は、ゲームの『ストリートファイター4』や、アニメ『ビビッドレッド・オペレーション』、『悪の華』の音楽製作で有名な深澤秀行さんに演技に合わせてオリジナルで作って頂きました。
間の取り方は、シルク・ドゥ・ソレイユ10年選手のフランス人アーティスト、フィリップ・エマール氏にご指導いただいています。
1年以上の間、四六時中 1曲リピートで同じ曲を聞きまくって身体に染みこませました。
とのこと。世界一になるレベルの人が、1年以上鍛錬を積んだ上でのパフォーマンスだったようです。
TEDの出演の感想は以下でブログで公開されているようです。
TEDから帰国、今まで何してたかと、これからの活動について|ヨーヨー世界チャンピオンBLACKオフィシャルブログ「BLACK’s Yo-Yo life」
※nanapiさんより
自分の愛することを極め、世界一を獲る、そして、磨く。もっと先へ。
シビれてしまいます。
シルク・ド・ソレイユです。
(※HPも一回見ておくべき)
しかしながら、TEDで個人的にもっとも感動した(というか、プレゼンの概念が変わった)のは、下記「世界規模の人口増加について/ハンス・ロスリングせんせい」ですね。
人類というか、生物の恒久的課題である「人口(生命の数量)爆発」の問題に関して、
ある希望的、かつ人類の愛的な光を、観衆である我々に差し込んで魅せる。
ヘッドセットにオーバーな身振り手振り。
「カッコいいでしょ?!」的な(そして内容の無い)「ザ・プレゼン」って鼻についてイヤなトキってありますよね(俺ちょっと変わってるのかな)。
そんなものを微塵も感じさせない、ドトウのTechnology、Entertainment、Design、と愛、でつづられる10分間。
息子さんがCGを担当したり、広報(娘さん)や修正係(奥様)がいたり、一家でプレゼン完成度を上げる努力をロスリング家では行っているそうです。
プレゼンはあくまでプレゼンなんだけど、主義主張や、やりたい事、愛のメッセージはきちんと伝えられた方がいい。
卯月月末最終日。
本日も繋がって参ります。
わたくしが国家に対して、できる事とは何なのか、問いながらやって逝きます。