Mykoちゃん、Cたん


HOME > 

信頼が生んだヒーロー、今年も4頭殿堂入り!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2013.05.22|nakano

カンヌ映画祭真っ只中、

気候も映画もアツイ季節になってきました。

パルムドールは一体どの作品でしょうか?

 

そんな映画の世界や、またスポーツ界、大きく言ってしまえばノーベル賞も!

大衆の記憶に残るパフォーマンスをしたり、俳優や選手の名誉と功績を称えて、それなりの賞が受賞されたり、「殿堂入り」なる儀式があったりしますが。

先日、カナダで行われたのは、勇敢な動物たちの殿堂入りを祝福するセレモニー「ピュリナ 動物の殿堂(Purina Animal Hall of Fame)」。

 

ピュリナHPより

 

ペット用品メーカーで最前線のいるピュリナ カナダが主催のこのイベントは、

人の命を救うなどの勇敢な行動を見せたペットや使役犬の功績を称えるためのもので、今年で45年目を迎えています。

 

 事故などから飼い主を救い出したり、職業犬として市民の安全を守ったりと、目覚ましい活躍を見せ殿堂入りを果たした動物たちは、今までで150頭以上。そして先週6日、トロントにある動物の殿堂「パウズウェイ(PawsWay)」でセレモニーが開催され、また新たに3頭の飼い犬と1頭の警察犬の殿堂入りが発表された。

yahoonニュースより

 

芸能人や著名人に送られる豪勢な賞とは違いますが、

一市民が、強盗を捕まえて表彰されたり、捜査協力をして感謝状を頂いたりといった、

自分でも勇気があれば出来るような身近な表彰には、

共感できる部分が沢山あると思います。

 

今回、殿堂入りした4頭の受賞内容がこちらです。

 

・ベラ(バーニーズ・マウンテン・ドッグ/2歳)
自宅で火事が起きた際、飼い主男性を燃えさかる炎のなかから救出。男性は数年前の交通事故の後遺症で左半身が不自由で、自力の脱出は難しく、さらに他の家族は全員外出中だったため、ベラがいなければ犠牲になっていた可能性は高い。男性を無事外に連れ出したあとは消防車や救急車がかけつけるまで、ベラは男性のそばから離れなかったという。

 

・ヴィシャス(ボーダー・コリー×ラブミックス/12歳)
自宅に侵入してきたクーガーの攻撃から飼い主女性を救う。女性はクーガーが至近距離にくるまでまったく気づかなかったそうで、逃げられる状態ではなかったという。追い詰められた女性にクーガーが飛び乗った瞬間、ヴィシャスがクーガーに飛びかかり、家の外の森まで追い立てた。数分後に戻ってきたヴィシャスにケガはなく、女性も奇跡的に太ももに爪を立てられたときの傷程度ですんだ。

 

・スニッカーズ(ボーダー・コリー×ポインターミックス/4歳)
自宅でひとり、意識不明の状態に陥った飼い主男性の危機を隣人に知らせ、命を救う。慢性閉塞性肺疾患(COPD)をわずらい、酸素供給装置が手放せない男性だったが、当日は機器が不具合を起こし、呼吸困難により意識を失ったと思われる。危機を察知したスニッカーズは、ガラス戸を叩き割り外に飛び出し、外出しようとしていた隣人に向かって、足止めをするように吠え続けたという。困った隣人が警察に通報、駆けつけた警察官が不審に思いスニッカーズ宅を訪れ、窓越しに倒れている飼い主男性を発見した。飼い主男性は長年、動物の保護活動に尽力してきたそうで、スニッカーズもレスキュー犬の1匹だった。

・ティーク(ジャーマン・シェパード・ドッグ/8歳/警察犬)
逃走した強盗を取り押さえる際、ナイフで刺されながらも犯人を放さず、逮捕に貢献した。犯人は足に噛み付いたティークの背中や首を何度も刺したが、ハンドラーのデリック・ギブソン巡査が指示をするまで、ティークは決して放さなかったという。逮捕後、動物病院に救急搬送され、緊急手術を受け一命は取り留めたが、もっとも大きかった首の傷は30cmにもおよんだという。ティークはすでに現役を退き、ギブソン一家に引き取られたが、このニュースを伝える地元紙「トロント・スター」によれば、傷の手術を行った際に偶然ガンが見つかり、現在はその治療にあたっている模様だ。

Yahooニュースより

※画像 ピュリナ公式サイトより

 

人間でも真似できないような、犬の勇気と忠義には脱帽です。

 

今回セレモニーが行われたカナダでは、愛犬家が大変多い事で知られています。

「犬は可愛い」といった概念ではなく、「家族になる」といった考えでペットを飼うので、

扱いは人間と同じ。

子供を自由に育てる…といった考えも勿論ありますが、

大概は、訓練と躾をして、周りから見ても家族として恥のないよう育てて上げなくてはならないのです。

もし飼い犬が、隣の家の猫を殺してしまったりしたら、そのワンちゃんは飼い主が責任を持って、薬殺。

「犬がしたこと」では済まされないのがカナダの愛犬心です。

 

  1. 私の一生はだいたい10年から15年。あなたと離れるのが一番つらいことです。どうか、私と暮らす前にそのことを覚えておいて欲しい。
  2. あなたが私に何を求めているのか、私がそれを理解するまで待って欲しい。
  3. 私を信頼して欲しい、それが私の幸せなのだから。
  4. 私を長い間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないで欲しい。あなたには他にやる事があって、楽しみがあって、友達もいるかもしれない。でも、私にはあなたしかいないから。
  5. 話しかけて欲しい。言葉は分からなくても、あなたの声は届いているから。
  6. あなたがどんな風に私に接したか、私はそれを全て覚えていることを知って欲しい。
  7. 私を殴ったり、いじめたりする前に覚えておいて欲しい。私は鋭い歯であなたを傷つけることができるにもかかわらず、あなたを傷つけないと決めていることを。
  8. 私が言うことを聞かないだとか、頑固だとか、怠けているからといって叱る前に、私が何かで苦しんでいないか考えて欲しい。もしかしたら、食事に問題があるかもしれないし、長い間日に照らされているかもしれない。それか、もう体が老いて、弱ってきているのかもしれないと。
  9. 私が年を取っても、私の世話をして欲しい。あなたもまた同じように年を取るのだから。
  10. 最後のその時まで一緒にいて欲しい。言わないで欲しい、「もう見てはいられない。」、「私ここにいたくない。」などと。あなたが隣にいてくれることが私を幸せにするのだから。忘れないで下さい、私はあなたを愛しています。

犬の十戒より

 

人も犬も信頼ですね。

ペットにも人と同じように接する事で、愛情を充分に与えるカナダの愛犬心が、

きっと殿堂入りのワンちゃんを沢山生んだのだと思います。

 

仕事も信頼、心がけて今週も励みます!

ありがとうございました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Goods工房.comをオススメする理由

無料サンプルのお申し込みはこちら

カテゴリ

アーカイブ

お電話でのお問い合わせ
090-7723-9053 / 営業時間 10:00~17:00
フォームでのお問い合わせはこちら

いいね!を押してお得な情報をゲット!Facebookページ