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惑星探査機の「走行距離」をNASAが公表
2013.05.24|shiozawa
NASAが発表した惑星探査機の「走行距離」の比較がとっても面白いので紹介☆
それぞれの探査車の特徴を比較してみると、その時代のデザインや技術が楽しめます。
■「地球外走行距離」のグラフをNASAが発表
米航空宇宙局(NASA)が、地球外におけるさまざまな車両の走行距離を表す、スタイリッシュなグラフを公開した。
2004年から火星に滞在しているNASAの探査車「オポチュニティ」が、アポロ17号の月面車「ムーン・バギー」が保持していたNASA記録を破ったことを記念して、比較のグラフが制作されたのだ。
とうとう今回NASA新記録を達成し、距離を伸ばし続けているのが
アメリカ航空宇宙局 の火星探査車”オポチュニティ (Opportunity)”。
2004年1月25日に火星に到着しています。
着陸後、初撮影の”メリディアニ平原“。見たことがある人もいるかと思います。
この火星探査車“オポチュニティ”ですが意外とサイズは大きく
長さ1.6メートル、高さ1.5メートル、幅2.3メートル。
いかにも走るのが得意そうなデザイン。
ドンドン走行距離を更新して50kmの大台を突破してほしいです。
ちなみに現在も世界記録を持っているのは
ソビエト連邦のルノホート計画で1973年に月面へ送り込まれた月面探査車“Lunokhod 2”
時代を感じる何とも言えない魅力なデザイン。
なんせ40年も前に作られた探査機です。
それに加えて想像以上の大きさ。
これが、37kmも走ったとのこと。
で、今回NASA記録で最高走行距離をもっていたのがこちらの
アポロ17号の月面車「ムーン・バギー」
月の上での36kmの走行 、きっと最高の瞬間だったのではないでしょうか。
できる事なら、私も一度体験してみたいものです
まだ、現役で距離を伸ばし続けている“オポチュニティ”に加えて
昨年、火星に新しく到着した“キュリオシティ”もこれからどんどん距離を伸ばしてくるはずです。
はたして、10年後くらいには100km以上の記録は出ているのでしょうか。
ちょっと楽しみです。
ありがとうございます。