HOME >
「二十代、三十代は、金が全て」~「お金のことを、あえて。」
2010.07.30|iwamura
お金。
それはほしいもの。大好きですよ。本当に。
大っきらいって人もいるのかなあ。確かに、すごく汚く見える時もあるし、しかしまた一方で、北の国からの一万円札みたいに、涙が出そうに美しく見える時もある。
名作!
っていやいやそうじゃなくて(笑)。
ほぼ日の既に伝説となり始めている対談の様子が、この週末NHKさんにて再放送されるようです!
ちょっとこれ動画がショウゲキテキだぜ。
でもその通りかもしれないんだぜ。
■矢沢■
「その最初のインタビューがきたとき
ほんとにうれしかったよ。
でね、キャロル、4人組? かっこいいね。
どうして歌手になろうと思ったの?
って聞かれて」■糸井■
「うんうん」■矢沢■
「お金がもうかると聞きましたから」■糸井■
「言っちゃったんだ(笑)」■矢沢■
「そしたら、はぁ? ‥‥って顔されて。
‥‥だから、音楽も好きですけどね。
って言ったんだ。
そしたら、
ますます、怪訝そうな顔になったんだ」■糸井■
「インタビューアが?」■矢沢■
「次に、どのくらいの位置まで
目指したい? ‥‥って聞かれたから
10メートル先のタバコ屋に
キャディラックに乗って
ハイライトを買いに
行きたいんだっていったの」■糸井■
「うん」■矢沢■
「もう、当たり前かのように、言ったの。
オレ、行くし。
絶対そこまで行くし。
それを言うことが、大事だと思ったんです」※ほぼ日より抜粋
矢沢さんが言うから、成立している部分ある。
やっぱり、「ウソついてない=お金に真っ直ぐ向き合ったことがある」ってのがカッコいいし、それが今の彼をつくったんだろうなって。
「最初から綺麗ごとでぼくはね。いや、金は大事なものですけど全てじゃありません、ってこともし二十代三十代で言ってたら、ぼくクソですよ。
二十代三十代は金がすべてだ!って。ホントはそんなことないんですよ。でも、そう「言いたい」んだよね。」
※上記youtube より
そのときに、「正直」「真っ直ぐ」。
もともと、イトイさんはほぼ日コラムにて、
〈金で買えないものなどのこと。〉~金の価値、金で測れない価値の発生や多様化~
〈金を捨てる〉~貨幣(労働価値)という約束を破れる「新しい価値」が存在すること~
等、お金については以前からその新しい価値や可能性、対して、お金の扱えない価値についてはちょこちょこ書いてたんだよな。
もちろん、「金が全て」「金大好き」は100万回叫んだ上で。お金の価値や力をまず認めた上で。
その先に新しい世界がきっと見えて来るんだろうな。
喧嘩、セックス、お金。学校で教えてくれないこれらのことは、正面から「今」を取り組まないと、怪我しますもんね。
いやシカシ、糸井さんの新しい地球の見せ方にはいつも舌を巻く。
———————————————————————————————-
さあ!〆日30日金曜日!お金と正面から向き合いスタートする今朝です。がんばります(笑)!