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まるで映画のよう?! 自己修復能力を持つ『ターミネーター』とは…??
2013.10.16|iwamura
こんにちはnakanoです!
技術の進歩に驚かされるばかり、
先日、ノーベル化学賞の発表がございました。
速報:スウェーデンの王立科学アカデミーは9日、2013年のノーベル化学賞のをマーティン・カープラス(仏ストラスブール大学)、マイケル・レビット(米スタンフォード大学)、アリー・ワーシェル(米・南カリフォルニア大学)の3氏に贈ると発表した。
※化学者のつぶやき様より
ノーベル賞といえば、
世界的にも人気のあの作家が次こそは!と話題になったり、
生理学・医学賞を受賞したips細胞の山中教授が記憶に新しいところですが、
自分と全く無縁な事なので、ついつい見逃しがちになってしまいます…
…良くない傾向です。
今回、ノーベル化学賞を受賞された3名の受賞内容ですが、
『複雑な化学システムのマルチスケールのモデル開発』
…との事。
…これだけですと、きっと凄いはずなのに、凄いのかどうかもわかりませんが、
簡単にいうと、
『タンパク質や生体分子の振る舞いをコンピュータで計算しシミュレーションする方法を開発』
普通、実験といえば、理科の実験のように、実験室で、フラスコや液体を使って、何度も試験して…
というのが常ですが、これがコンピューター上で、ある程度の予想や化学反応の計算が成り立つ…という、
衝撃的な内容です。
詳しい事はこちらでご覧になれます。
なんだか全てが、アニメや映画のようですね…
そんな映画のような驚くべきニュース、
こちらのポリマー素材が話題の「ターミネーター」
自分の体を自己修復する機能を持ったポリマーがCIDETEC電気化学技術センターにより開発された。残念ながら金属ではないが、一度切ると常温に放置しておくだけで自然にくっつき、引っ張ったりしてもはずれないのだという。まさにターミネーターのようなポリマーはその機能のとおり名前も「ターミネーター」である。
※秒刊SUNDAY様より
ターミネーター2のT-1000のように、
切られても元に戻り、打たれても元に戻り、とにかく元に戻る自己治癒能力を持つポリマーなんですね!
※秒刊SUNDAY様より
こちらの動画もとても魅力的です!
T-1000は液体になったり、個体だったりと形状を変えたりしますが、
そういった形状を変えられるものはいずれ作られるんでしょうか!
用途としては、T-1000のようにロボット…というわけにはいかないと思いますが、
電化製品や自動車などの部品に使用され、製品の寿命を延ばす事が期待できるわけです。
金属やプラスチック…というわけではないので、なかなか難しいと思いますが、
医療系でもその自己修復能力が活かされる可能性を感じています!
※Wikipediaより
『人間が想像出来ることは、人間が必ず実現できる』
「海底二万マイル」や「十五少年漂流記」を書かれたフランスの作家ジュール・ヴェルヌの言葉。
空想も妄想も、沢山すればする程、進化はもっと無限に広がるわけですね!
ありがとうございました。