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世界初のスキャナ内蔵カッティングマシンが今月発売!!
2013.12.11|iwamura
こんにちは、nakanoです!
先日も弊社ブログにて取り上げております『3Dプリンター』の進化、
※MAKE:JAPAN様より
2Dのデータを3D化して、造形や建築物に活かす事が出来る画期的なプリンターですね。
その進化も、日進月歩、
遠くない未来、家庭用として一家に一台とまで言わせる急成長ぶりは、
医療の面ひとつをとっても目覚しいものがあります。
新しい皮膚を「プリンティング」するという発想の大きな問題として、人それぞれ異なる皮膚のトーン、明るさを再現するのがかなり困難である…ということです。なぜなら我々の肌はとてもユニーク、薄くて変わりやすく、完璧なレプリカを生成するのがとても難しいようですね。様々な研究で興味深い議論が成されていますが、ハイライトは2つ。
ウェイクフォレスト大学で研究しているJames Yoo氏は、火傷の患者の肌に直接プリントできるマシンを国防総省の資金助成を受けながら研究しています。
一方リバプール大学では、慎重にキャリブレーションできる3Dスキャナーを用いて、各被験者の肌のサンプルを取得し、より正確なパッチをプリントできる、という研究を進めています。
※ギズモード様より
人の細胞の免疫に抵抗の少ないインプラントとしてや、
義手・義足などの形成物は理解できますが、
皮膚をプリントする…という概念までもがすでに研究されています。
ドイツのフラウンホーファー研究機構のGünter Tovar氏は、合成ポリマーおよび生体分子の混合物を使用して3Dプリントされた血管をつくる「BioRap」というプロジェクトを指揮しています。このプリントされたシステムは、現在動物実験中で、人体実験はまだ行っていませんが、いずれ臓器移植も3Dプリンターで実現する予定だそうです。
※ギズモード様より
そして、こちらはなんと『血管』
プリンターといっても、もう何でもプリント出来る時代…なんですね…
そうは言ったものの、実際に3Dプリンターが現れてから、
自分の周囲に「我が家3Dプリンターあるよ!」という人間がどのくらいいるでしょうか…?
一家に一台の時代が…と言われておりますが、
今のところ、まだその可能性が進化の途中のため、
普及となるとまだまだ先の話のようです。
そんな中、価格もサイズもお手頃な、
また3Dプリンターとは違ったデータを再現するマシンが、
今月の24日(クリスマスイヴですね!)に発売します!
それがこちら!
ブラザー販売は、布や紙を好きな形にカットする家庭用カッティングマシン「Scan N Cut」を12月24日に発売する。世界で初めてスキャナを内蔵し、手書きイラストなどをスキャンしてオリジナルのカットデータを作成できるのが特徴。実売予想価格は5万円前後。
※ITmediaニュース様より
そうです、カッティングマシンです!
『カッティングマシン』…??
いまいちピンと来ないかもしれませんが、
はさみを使用せずに紙を切ることが出来るのが、カッティングマシンですね!
このカッティングマシン、
世界初のスキャン機能内蔵の為、データで入力した形に、正確に、素早く、
しかも、紙以外にも布などを切る事ができるんです!
家庭用のミシンの技術を応用し、アップリケやキルトの制作も簡単に出来てしまうんです。
これはつまり、型紙を入れれば、型紙通りに布が裁断されて、
あとは縫製をするだけ…という、服作りの応用にもなるのでしょうか…
機能としては、カッティングのみですが、
スキャン機能内蔵なので、
子供の落書きや、細かなデザインまで、
どんなものでもカットしてくれる優れものです!
クリスマスのプレゼント…になるかはわかりませんが、
手作りのクリスマスプレゼントの制作には一役買いそうです!
12月24日発売の『scan N net』、
3Dプリンターに負けず劣らずの、今後の進化にも注目ですね!
ありがとうございました。