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30歳の若い女性研究員が“世紀の大発見”
2014.01.31|shiozawa
またまた世紀の大発見です。
2010年に京都大学の山中伸弥教授が“iPS細胞”の開発でノーベル生理学・医学賞を受賞したのは記憶に新しい事ですが、
今回、それに匹敵する大発見を日本人の女性がしましたのでご紹介☆
■理研など、新たな万能細胞である”STAP細胞”の開発に成功 iPS細胞に並ぶ偉業
理化学研究所・小保方晴子氏らのグループはこのたび、マウスの体細胞を万能細胞である「STAP細胞」へ “リセット” する革新的技術を開発したとする論文を、科学誌Natureに発表しました。
このSTAP細胞は、2006年に発見されたiPS細胞にならび、生命科学分野に革命をもたらす技術として期待されています。
マウスや人間をはじめとする動物の体の細胞は、あらゆる組織に変化する可能性を秘めた「万能細胞」から発生してきています。
脳や心臓のような、体の各組織に存在している “成熟しきった” 細胞はそれぞれの役割に応じた固有の姿をしており、ちょっとやそっとのことでは変化しません。
近年では、これらの細胞の時間を巻き戻し、初期の万能状態にリセットするための技術が世界中で研究されていますが、例えばES細胞では未受精の卵子に細胞の核を移植する必要があり、iPS細胞では元の細胞に特別な遺伝子を導入するなどの高度な操作が求められます。
これに対し、今回開発されたSTAP細胞の最大のポイントは、なんといってもそのプロセスのシンプルさ。理研のプレスリリースには、細胞を初期化させるプロセスについて以下のように書かれています。
〜こうした検討過程で、小保方研究ユニットリーダーは酸性の溶液で細胞を刺激することが有効なことを発見しました。リンパ球を30分間ほど酸性(pH5.7)の溶液に入れて培養してから、多能性細胞の維持・増殖に必要な増殖因子であるLIFを含む培養液で培養したところ、7日目に多数のOct4陽性の細胞が出現しました。
酸性溶液処理で多くの細胞が死滅し、7日目に生き残っていた細胞は当初の約5分の1に減りましたが、生存細胞のうち、3分の1から2分の1がOct4陽性でした。
要するに、今回のブレイクスルーのポイントは「弱酸性の溶液によって事前に細胞にストレスをかけた後に培養した」ということになります。
このような、細胞の置かれている環境をコントロールすることで成熟細胞を「万能細胞」へと初期化することは、植物では可能であることが知られていましたが、動物細胞で実現したのは今回が初めてとなります。
<STAP細胞から分化したキメラマウスの胎児。蛍光タンパク質により標識されている。>
引用:ガジェット速報
とにかく、今までにないほど簡単な方法で万能細胞「STAP細胞」が作れてしまうこと。
ES細胞では未受精の卵子に細胞の核を移植する必要があったとの事で、
いかにも作業的に難しそうですが今回発見された方法は
酸性の溶液で細胞を刺激するだけ。
びっくりするくらい単純です。
大発見自体もさることながら、発見したのがとても若い30歳の女性研究員だということでさらに驚きです。
文章よりわかりやすい動画をどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=cjQPW9hfRJU
若いうえにとてもきれいな方ですね。
また、 あまりに衝撃的な発見で信用してもらうのに苦労したとはある意味で衝撃です。
あのNature誌が「あなたは細胞生物学の歴史を愚弄している」と。
人間性を疑ってしまうような発言。
今となっては認められたのでいいですが、
つくづく人は自分の想定をはるかに超えるものをなかなか信じられないものだと感じます。
それほどすごい発見であったことがよくわかるエピソード。
まだまだ人細胞での実現には大きな課題がありそうですが生物・科学技術の進歩を飛躍させた事は間違いありません。
小保方晴子さんは大変若いので今後ももっともっと活躍していただきたいです。
そういった意味でも国はもっともっと研究員を大切すべきだと感じます。
マスター(大学院前期)卒よりドクター(大学院後期)卒だと就職しずらくなってしまったり、非常に低賃金であったり。
優秀な方がたくさんいますので、ぜひ大きな花になる種をつぶさない為の良いシステムを政府は早く確立してほしいものです。
ありがとうございました。