Mykoちゃん、Cたん


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政府円高市場介入の是非。

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2010.09.16|iwamura

円高、ついに市場(為替)介入しちゃいましたね。

介入しても「焼け石に水」だと思うのだが。そもそも、介入に使うお金ってさあ、ぼくたち、わたしたち、みんなのお金=「税金」でしょ?

既出だが、このyoutubeはよくできてるからみなさん再放送でお勉強。

そおなんだよなあ。

インターネットも無くて、素朴に現金取引や約束取引が当たり前だった時代では、もはやないんだよなあ。

世界中の200カ国近い国々の間を、それこそゼロゼロコンマ秒単位で、やれ電子マネーだ、FX取引だと、現実の紙幣の数万倍(数百万倍というひともいる)の量の「データとしての金(仮想のお金)」が飛び交っている状況の中で、1カ国の為替介入だけでは効果が薄すぎる。

どおしても、「税金の無駄遣い」「日本の借金が増えるだけ」「焼け石に水」「麻薬の効かなくなった麻薬中毒患者(ジャンキー)」というワードがめぐってしまう。

2ch設立者「ひろゆき」さんのブログも、今回の介入を説明していてとても解り易かったので、ちょっと長いですけど、下記にご紹介しておきます。

円をドルで買ったり、ドルを円で買ったりという外国通貨の市場が為替市場と呼ばれています。

昨今は、円が大人気で、世界中の人がドルを売って円を買ったり、
ユーロを売って円を買ったりしてます。

んで、円を持ってる人は、これだけ欲しがる人いるんだから、円を高く売ろうということで、円の値段を高くして売ったりしています。

ということで、だんだん円の価格が高くなっていることを円高と言います。

円の価値が上がっている=円高。

ここまでいいですね。


円高で困ってる人たちは、「日銀は為替介入をしろ!」とか言うことが多いんですけど、為替介入が何を意味していて、どういう結果になるのかわからないで言ってる気がします。

まず、為替介入ってのは、政府が税金を使って、円の価格を無理やり変えるという荒業です。

為替をコントロールするには、いくつかの方法があります。

・円を外国通貨で買えなくする。
・政府が決めた価格以外で円を売ることを禁止する
・円の価値を下げる。
・ドルの価値を上げる。

・円を外国通貨で買えなくする。
1980年まで、日本は「対外取引の原則禁止」ということで、政府の許可がないと、為替取引が出来ませんでした。これをもう一回やると、政府の許可した価格でしか売買出来なくなります。

・政府が決めた価格以外で円を売ることを禁止する
これも、政府の決めた値段以外での売買を禁止する方法ですね。
固定相場制を取っている国では、この政策が取られていますね。
たとえば中国とか。。。

上記の二つは、日本では実現がかなり難しいので以下の二つの方法が一般的には想定されるようです。

さて、現実的に残される方法は2つ。

それを実施するとどうなるか。


・円の価値を下げる。

政府が国債をがんがん刷って、日本国内で借金しまくって、
円をばら撒いたりして、円の価値をさげる作戦です。

事業仕分けをして、財政再建をしている時期に借金を増やしまくるというのは、どうなの?って意見が強いです。

・ドルの価値を上げる。

日本国の政府が、アメリカの国債とか、市場のドルを買い捲る作戦です。
ドルを買い捲ることで、ドルを安く売る人が減って、ドルの価格が上がって、円の価格が下がるという作戦です。
この作戦も、日本国政府が借金で資金を調達するので、「・円の価値を下げる。」と同じ問題が発生します。

だいたい、「為替介入」というと、この作戦を想定することが多いです。

この最終の方法になりそうだぞと。

借金してドルを買い捲ると。

しかし、つい最近、悪い事例が。。。


んで、アメリカ国債を買って、円安にするという為替介入ですが、似たようなことをやった国があります。

スイスです。

アメリカのドルだけじゃなくて、ギリシャがやばいことになって、ユーロも下げているのですが、永世中立国のスイスも、スイスフラン高になっていました。

そこで、スイスの政府は、2010年のはじめからユーロを買い捲って、ユーロをあげて、スイスフランを下げる作戦を開始したわけです。

そして、半年後、為替介入は失敗して、ユーロは下がり続け、10.7%も下がりました。

ユーロを買って、ユーロが下がったので、スイスフランで換算すると10%以上の損をしてるわけですね。
損した額が1兆1600億円分だそうです。

ちなみに、スイスの国家予算は6兆円ぐらいといわれてるので、
国家予算の1/4が消し飛んだわけですね。

というわけで、一国家が為替を動かそうとしても、世界中はそれを望んでなければ思うような価格にはならないわけです。

んで、日本は円高ですけど、世界中で、円が安くなることを望んでる人は少ないので、いくら日本が単独でがんばっても、スイスのように失敗するのが目に見えているわけです。

「為替介入をしろ!」と言っている人は、「為替介入」をして、日本の借金が増えることを望んでるんですかねぇ。。?

ひろゆき@オープンSNSより抜粋(部分略)

借金してさらに借金を増やすスキーム。

決定的な失敗例。

なのになぜ?

翻って、検証、確認してみましょう。

「事件」は「動機」を洗うと「犯人」が意外に簡単に見つかったりします。

①円高で損をしている人、企業、あるいは介入による一時的な円安でメリットを得る人はだれか。

②円高を是正しろ!介入しろ!という指示は①から飛んできていないか。

③今回の介入の決定権は日本国の一番エラい誰にあるのか?

④その人は最近どんな出来事があってその座についたのか?

⑤④の陰に、①は大きく介在してはいないか!!!!!

※追加/⑥最終的に損するのは誰か(①の利益のために③は⑥の血税を使う)。

⑥に関しては、小生も含めた納税者=日本国家国民全体が当てはまると思うのだが、どうだろうか。

※①の利益が、⑥全体の利益にも還元される事実もありますから、本日の記事はあくまで「ネタ記事」であると、ご理解いただけましたら幸いでございまする。。。

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