Mykoちゃん、Cたん


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小さな太陽作り、一歩前進☆

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2014.02.28|shiozawa

太陽☆

なくなってしまったら地球上のすべての生物が滅亡してしまうほど、たくさんのエネルギーを遠くから降り注いでくれる大切なものですが

小さな太陽を作る研究は結構むかしから行われています。

それが“核融合”の研究です。

その核融合の研究で少し進展がありましたのでご紹介☆

核融合に向けて一歩前進    2014.2.26 WED

ローレンス・リバモア国立研究所の物理学者たちが、核融合を引き起こすために燃料によって吸収されたエネルギーよりも大きな融合エネルギーをつくり出すことに成功した

 

最終目標は極めて野心的だ。そして誰もそれを隠さない。

いわゆる自律的核融合に到達することだ。

太陽やすべての恒星の中で起きているエネルギー生成のプロセスだ。

2つ以上の原子核が近づいて互いに結合し、より重い1つの原子核を形成して、エネルギーを放出する。
しかし、2つの原子核を一緒にするには、陽子を遠ざけておこうとする電磁反発を上回る非常に高い圧力に到達する必要がある。

地球上で、恒星と比べてずっと低い温度でこのメカニズムを引き起こすことは至難の技であるため、この課題は何十年も科学者たちを専心させてきた。

これに成功することは、ほとんど無限のエネルギー源を得ることを意味するだろう(核融合に用いられる燃料は、重水素と三重水素の混合物で、簡単に入手できる)。

そしてクリーンだ。というのも、核分裂と違って核融合は放射性廃棄物を生み出さないからだ
アメリカのサンフランシスコ近郊にあるローレンス・リバモア国立研究所(LLNL)の研究者たちは「Nature」で、最終目標に向けて重要な一歩を達成したことを語っている。

要約すると、オマー・ハリケーン率いる科学者たちは、反応を引き起こすために燃料によって吸収されたよりも多くの核融合エネルギーを解き放つことに成功した。

いい換えると、彼らは世界で初めて1を超えるエネルギーの利得を測定した。
確かに点火(核融合のエネルギーが重水素と三重水素の原子核を閉じ込めるために使われるエネルギーよりも大きくなるプロセス)について話すことはまだできない。しかしそれでも画期的な結果だ。

引用:Wired.jp

ということで、太陽が強い光や熱という形で膨大なエネルギーを宇宙にまき散らしまくっているのは、核融合反応によるものだということです。

でも、はて、、、核融合って何?ということで超簡単に説明するとこんな感じ

書いて字のごとく、

二つの物質(核)がくっついて(融合)して核融合☆

核融合とは軽い原子核どうしがくっついて、より重い原子核に変わることをいいます。 

 

          <核融合>

くっついたときにとても大きなエネルギーが出ます。太陽も核融合で燃えています

核融合研究は、地球に小さな太陽をつくって、このミニ太陽からでるエネルギーを利用して電気を起こすことを目指しています。

引用:核融合科学研究所

そう、太陽のように何にもしなくても、自分のエネルギーでどんどん反応してエネルギーを作り続ける事ができれば、エネルギー問題は亡くなるはずです。

しかも太陽は水素(H)と水素が核融合してヘリウム(He)になるわけですが、地球にも水素はたくさんあるわけです。

水(H2O)は水素と酸素の化合物ですし。

しかも、核分裂と違って放射性物質はでない☆

なんせ、一番軽い水素とヘリウム。                   

放射性物質は水素やヘリウムと比べたらとても重たい物質ばかりですし。

では核分裂は?

ということで

                             <核分裂>

と言うことで書いて絵のごとく

物質(核)が分裂して核分裂☆                 

分裂するということは大きなものが二つになるということで、当然軽い2つになるわけです。

そして、その時に大きなエネルギーが発生します。

今色々と問題になっている原子炉発電はこの核分裂によって水を蒸発させて電気を発電しているわけです。

つまり、分裂させてエネルギーがほしい!というわけで

とても分裂しやすい物質として放射性物質を使うわけです。

わざわざ不安定なものを使っているわけです。

 

話が戻りまして、放射性物質を発生させないで膨大なエネルギーを生み出せる“核融合”。

日本の研究開発はどうかというと、

■核融合実験設備(超電導型)、組み立てはじまる   2013年1月28日

日本原子力研究開発機構は那珂核融合研究所(茨城県那珂市)に設置する超電導型核融合実験設備(JT-60SA)の組み立て開始に合わせて現場を公開した。

JT-60SAは、地上に太陽を作り将来のエネルギー源として利用を試みる核融合炉の研究において、超高温プラズマを安定的に保持する研究などを行う実験設備。

研究の成果は、日欧米などが共同で取り組む国際熱核融合実験炉(ITER)とともに、核融合原型炉の実現に寄与する。

JT-60SAは、ITERの設計や核融合研究の発展に大きく貢献し2008年に引退した臨界プラズマ試験装置(JT-60)の後継で、超電導化することでより長時間、超高温のプラズマを保持できるようになるという。(写真はすべて茨城県那珂市)

引用:電気新聞

バリバリ研究しているようです。

早く日本に小さな太陽”が誕生すれば、ごたごたしたエネルギー問題も一発解決。

非常に挑戦的で難解な研究ですが、応援しております。

ありがとうございます。

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