HOME >
フードポルノはマナー違反?
2014.03.10|☆KAYA☆
月曜日は☆KAYA☆です。
今日は今少しずつ社会問題になりつつある「フードポルノ」に付いてです。
皆さんレストランを選ぶ時食べログなどの投稿を参考にする
事は多いと思います。食べログには有名ユーザーさんもいて、
「この人の評価なら信頼出来る!」というカリスマもいるそうです。
そして何よりユーザーが来店した時の料理や店内の写真が投稿出来ます。
その為客目線の評価をいつでも見る事は出来るがその分批判もダイレクトです。
グルメな記事を書いているフードブブロガーさんも同様です。
皆さんもFacebookに投稿するため?ブログに掲載したいから?
という名目でお料理の写真を撮っていませんか?
「女性セブン」のアンケート(男女200人を対象)によると、「外食の際に注文した料理を撮影することがあるという人は、全体で42.5%に上り」「20代の女性では特に多く、『撮影する』と答えた人が70%」という結果が出たとのこと。
それを「フードポルノ」と呼ぶのです。
フードポルノとは、食欲をそそられる美味しそうな食べ物の写真のこと。美しくてゴージャスな食べ物や、料理をしている写真・動画を見ることで食欲が起きることを、エロチックな写真・動画で性的欲求を満足させるポルノ鑑賞に例えたものです。主に英語圏で使われている言葉で、日本の『飯テロ』と呼ばれている言葉と似ています。(フードポルノとは – ことまとめ)
商品であるメニューを写真を撮ることに対してお店側はどう思ってるのでしょうか。
一部の有名フードブロガーさんは無料宣伝効果になるとして
お店側も無言に承諾しているところも多いようですが。
「本 来、食べ物というのは(実際に目の前に)出て来て、食べて、それで幸せになる。それが、一つの完結になる」のだが、「ブログやTwitter用に綺麗に美 味しそうな写真を撮ろうとし、そこが焦点となると、食べることよりも写真を投稿することが最終目標になる」のだとか。
「“食”に対する歪んだ価値観が植え付けられてしまい、摂食トラブルを招く確率が高くなっている」という内容の論文が、今年の5月にカナダのトロント大学から発表されたそうだ。
「何にでも時と場所というものがある」と苦言を呈する(Yahoo!ニュース)
これは飲食時のマナー違反にも話題が挙っている。
ほとんどのレストランでは、写真撮影を許容しているとはいえ、マナーがあります。
突然のフラッシュは、厳粛な雰囲気を台無しにします。
ジュアルなレストランであれば許容されることもありますが、フォーマルなレストランでは注意です。(レストランで、好き勝手に写真撮影をしない。 | デザートとコーヒーの30のテーブルマナー | HappyLifeStyle)
飲食店にも寄りますがフランス料理のような芸術性の高い店では
見た目(飾り付け)も作品の1つです。
それを写真の拡散でされることを良く思っていないお店も多いです。
小粋なフレンチレストランで料理の写真を撮影すると、シェフが激怒してキッチンから飛び出してくるかも知れません──。食文化に熱心なアジア人、人気の「レストラン紹介ブログ」はビジネスにもソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)にアップするため、客がスマートフォンで料理の写真を撮ることに、ミシュランガイド(Michelin Guide)に名を連ねる店のシェフたちは、いい加減うんざりしているようだ。このような料理の写真を撮影してSNSに投稿する行為は「フード・ポルノ」 と呼ばれている。
フード・ブロガーはもとより、シェフの中にも無料の宣伝になるとして写真撮影を擁護する声も聞かれるが、最近では度が過ぎているという意見が多数派を占めている。
仏 南部の町フォンジョンクーズ(Fontjoncouse)にある三ツ星レストラン、オーベルジュ ドゥ ビュ ピュイ(L’Auberge du Vieux Puits)のシェフ、ジル・グジョン(Gilles Goujon)氏も「アマチュア写真家」たちのマナーの悪さに憤慨している。同氏は、料理の写真は「(皿の上から)驚きを奪い、私の知的財産権を少しだけ 侵している」とし、また「スマートフォンで撮影される写真の質がいいことなんてほとんどない。それは私たちの仕事を見せる最高のものではない」とコメント した。怒りをあらわしているのは、フランスのシェフたちだけではない。米国の有名店でも料理の撮影を禁止しているところがある。
あたりまえの事ですが撮影の際には一度以下のように店に断りを入れましょう。
対象が料理であれ人であれ何であれ、まず店の人に撮影が可能か尋ねる。次に、同席している人に一声かける。さらに、周囲に見知らぬ客がいるのであれば、その客が写り込まないように注意する。
一般投票では、お店で料理の写真撮影をする事に70%の人が良く無いと応えている。
本来、食べ物というのは(実際に目の前に)出て来て、食べて、それで幸せになる。それが、一つの完結
撮影する際はお店に断りを入れ、
SNSに掲載する際は誤解を生まないような表現に気をつけ、
何よりもその場のお食事を楽しみましょうね。