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人間vsロボット卓球対決?!動画
2014.03.28|shiozawa
IT製品に限らずほぼすべての電化製品が高機能な“産業ロボット”によって作られています。
そんな産業ロボットの宣伝動画が斬新で面白いのでご紹介☆
■“すご腕”卓球ロボットが世界的選手と大接戦
世界レベルの卓球選手が必死に球を打ち返す相手は、1本の“腕”──卓球ラケットを握ったロボットが現役のスター選手と大接戦を演じる動画を、産業ロボットメーカーの独KUKA Roboticsがこのほど公開した。
出演したのは世界ランク8位のティモ・ボル選手(独)。対する卓球ロボットは同社の産業ロボットを使ったもので、1本腕ながらサーブを器用にこなし、ボル選手の強力なドライブをフォアハンド・バックハンドを駆使して正確に打ち返していく。勝負の行方は──
独KUKA社のロボットアーム
ドイツのスター、ティモ・ボル選手
同社が中国市場に進出するに当たり、ボル選手を現地向けマーケティングに起用したことで実現したコラボレーションという
(動画はこちら)
https://www.youtube.com/watch?v=tIIJME8-au8
引用:IT Media
見ていてワクワクする動画です。
さすがに本当に対決している訳ではないとは思いますが、
メイキング動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=c2NeW9o5G6s
そして一応、近年の産業ロボットの世界マーケットに関してもご紹介。
■世界の産ロボ市場、10年比48.9%増、経産省の市場動向調査 (2013.07.19)
経済産業省が18日発表した「ロボット産業の市場動向調査」によると、2011年の産業用ロボットの世界市場規模は、2010年比48.9%増の84億9,700万ドル(6,628億円)となった。
リーマン・ショックが起きた2008年に62億ドルだった水準を超えて急回復した。
リーマン・ショックの影響から産ロボへの投資が落ち込んだ2009年比では2.2倍に増加した。
日本や北米、ドイツといった主要市場の回復に加え、中国で生産の自動化が進展し、輸入台数が急増し市場規模を底上げした。
2011年の利用状況にもとづく世界市場別シェアは、2010年に首位を韓国に奪われた日本が16.8%(2万8,000台)となり、2009年以来2年ぶりにトップの座に返り咲いた。
自動車や電気・電子向けが伸びた。
ただ、中国のロボット市場拡大と競争激化により、日本市場における販売台数シェアは相対的に低下。2010年に20%を割り込み、2011年は16%台に落ちた。販売シェアは日中韓の“アジア3強”が2年連続で独占した。
なお、2011年における日本企業の出荷総額は42億6,700万ドル(3,328億円)と、世界市場において50.2%のシェアを有している。
引用:日刊工業新聞
日本はロボット大国と言われていますが、マーケットシェアはどんどん低下しているのですね。
産業用ロボットの出荷販売台数自体は約50%。
マーケットシェアほど低下していなくて安心しましたが、もっと攻めに入ってシャアを伸ばしていってほしいです。
上記でご紹介の通り、今もそして将来も産業ロボの市場はどんどんと広がっていくと思います。
きっと市場拡大とともに技術革新もしていくと思われます。
いつか本当に人間とロボットがスポーツで対決する時代が来たら面白いですね。
ありがとうございます。