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イノベーションの国“イスラエル”の最近の発明☆
2014.04.11|shiozawa
どんどん成長する携帯電話。
ついこないだスマートフォンが世の中に出てきたと思ったらあっという間にスタンダードになりました。
その割に進化が遅いのが携帯バッテリー。
普通に使っているだけで、一日一度フル充電が必須なのは今になっても普通の事です。
私の携帯電話もフル充電には3時間くらいはかかります。
そんな携帯電話が近い将来、考えられないほど高速に充電できるようになるかもしれません。
■30秒でスマホをフル充電できる技術が登場、2年後に実用化へ
米ウォール・ストリート・ジャーナル(以降WSJ)はこのたび、イスラエルのベンチャー企業StoreDotが30秒でスマートフォンをフル充電する技術を開発したと報じています。
既にプロトタイプは完成しており、2年後には実用化が可能になる見込みであるとのこと。
これは、イスラエルの首都・テルアビブで開催された米マイクロソフト主催のイベント “Think Next 2014″ で披露されたもの。
スマートフォンだけではなく、iPadのようなタブレット端末やノートPCにも適用可能であるとのことです。
技術の詳細については明かされていませんが、同社は以前からペプチド分子を用いた「バイオ半導体」の開発に取り組んでおり、WSJの記事では今回の充電池にも同様の技術が応用されているとしています。引用:ガジェット速報
そんなに早くほんとに出るのか?って感じですが、こちらのデモが証明しています。
さすが、
発明の国“イスラエル”。
小国ながら、革新的な発明がどんどんとあふれるように生み出される国です。
2014年に入って2ヵ月で約100社が誕生。
そんなイスラエルのベンチャー企業を超高額でどんどん買収するのがやっぱり強国アメリカ。
すごい勢いで買収しています。
■Google、高周波音を使う2要素認証技術のイスラエル企業を買収 2014.02.17
米Googleがイスラエルのセキュリティ技術企業「SlickLogin」を買収したと複数の海外メディア(米TechCrunchや米PC Magazine、イスラエルGeektimeなど)が現地時間2014年2月16日までに伝えた。
SlickLoginは自社のWebサイトで同社がGoogleに加わったと報告している。TechCrunchによるとGoogleも買収について認めているという。
引用:IT Pro
他には、
■アップル 、イスラエルの3D技術会社を買収=イスラエル紙 2013.11.18
米アップル はイスラエルの3D感知技術会社プライムセンスを3億4500万ドルで買収した。
イスラエルの経済紙カルカリストが17日に報じた。
引用:Reuters
さらにさらに、
■フェイスブック、イスラエルのベンチャー企業を買収 – モバイル・データ圧縮技術を獲得 2013.10.15
フェイスブック(Facebook)が米国時間14日、モバイルアプリ関連の分析・計測などを手がけるイスラエルのオナボ(Onavo)を買収したことを発表した。
AllThingsDによると、2010年創業のオナボでは一般ユーザー向けにモバイルアプリの最適化やバッテリー駆動時間の改善などを行うアプリを提供、同時に企業に対してアプリのパフォーマンスを分析するサービスも提供しているという。
オナボにはモバイルアプリでやりとりされるデータ量を圧縮する技術があり、これがFacebookなどが打ちだした「Internet.org」の取り組みを進める上で役立つ可能性が高いとAllThingsDは述べている。
ここ半年程度でIT系アメリカ企業はどれだけのイスラエル発ベンチャーを買収したのでしょうか。
イスラエルが生んでアメリカが買うという流れが出来上がっているようです。
<イスラエルのハイテクパーク”テル・アビーブ”>
やはり文化や環境が新しいものを生み出しやすい場所なのかもしれません。
ただ、イスラエルは新しいものを生み出しやすい土壌ではありますが、大企業に成長しにくい土壌の国です。
そういった点では日本とイスラエルは間反対。
日本はベンチャー企業が誕生しやすくはないですが、とても大企業へ成長しやすい土壌の国であるわけです。
欲を言えば、程よくイノベーションを生み出すシリコンバレー的な環境が日本に誕生すればなと感じます。
もっと国内のIT系の雇用が誕生し、とても面白い国になれるかもしれませんから。
ただ、文化的な側面が影響しているのであれば、なかなかそうなるのも厳しいかもしれません。
さあ、将来はどのような国へと成長していくのでしょう。
大変興味深いです。
ありがとうございます。