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最もうまいラーメンとはなにか。

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2014.04.15|iwamura

「最もうまいラーメンとは何か。」

これは、日本人にとって、非常に重いテーマであります。

 

命を懸けて「食」に殉じた2巨星、周富徳さん、中原英臣さん、ご冥福をお祈り申し上げます。

 

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新渡戸文化短大学長の医学博士、中原英臣氏は「糖尿病は典型的な生活習慣病で糖分、糖質の摂りすぎが引き金になり、合併症が怖い。一言で言うと血管の病気で、脳出血や失明、足などに壊死(えし)を引き起こす。ただ、きちんと食事のカロリー計算をすれば長生きするケースも多く、人によっては“一病息災”となることもある。その点、味見などで常に食べ物を口にしなければならない食のプロは、一般の方より不利といえるかもしれない」と解説した。

※yahoo!ニュース

 

まさに「食とは命がけ」「ものくうひとびと」でございます。

各位の胸に去来する幾多のラーメンを差し置き、今日は個人的な好みを挙げて行ってみます。

 

まずは「一蘭」から参りましょう。

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先日、仕事の打ち上げの呑み会がございまして、最後、伊勢丹の担当者さんから

「岩村さん、最後もう1軒行きましょう!」

て言って頂いて「一蘭」に連れてってもらったんですよね。

彼は九州男児なんですが、彼記載のオーダー用紙は下記。

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「店側のこだわりによる、ひとり毎のカウンターが友情をはぐくめないつくりであり顧客サービスとして過剰」

とは、三越伊勢丹的観点からの九州男児コメントではあるのですが、べろんべろんに酔っぱらった彼が繰り返すわけです。

「岩村さん、いい人なんかになっちゃあだめだ。」(繰り返し×50)

歳でいうとやっぱり先輩になるわけなんですけれども、真夜中のカウンターでそれが嬉しくてですね。。

久方ぶりにしょっぱくうまいラーメンでありましたねえ。

 

「壱発ラーメン」

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八王子にあります。

大学時代、これ食い過ぎて太りました。チャーシューが花びらみたいに飾られて提供されるわけですが、自分は生まれてからここまで、一番うまいチャーシューはここのだと思っています。

スープも甘くて美味。

大学時代、よく友達を誘って行くんですけれども、店内がとても清潔に保たれているわけです。それこそ台拭きが各テーブルに、常に綺麗に畳まれてセットされている。

そうすると、初めて連れていく友人はだいたいその台拭きをおしぼりと勘違いして顔を拭き始めるわけですw。「それ台拭きだよ」の一言がなかなか言えなくてですね。。

それも一つの「壱発ラーメンあるある」ではございますね。

スープを飲み干すといただける「励みになります!」の店員さん大合唱も気持ちいいです。

 

「桂花ラーメン」

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人気で言うと一蘭なんでしょうけれども、なんでしょう、同じ豚骨でも別系統と申しますか、エッヂが効いている一蘭とは対極の、相撲でいうところの、寺尾に対する逆鉾がこっちでしょうか。

「ほっ」とします。

天下一品もこっち系だと思うのですが、優しいふんわり系豚骨×太麺。スープが積極的に絡みます。

ここも元々はゲーム会社時代の同期が連れてってくれたのが最初だったんですけれども、普段はワリと厳しいカオをしまくって仕事する男が、「ラーメンふうふう」の顔になるとなんでしょうね、とても優しい顔になっちゃいますよね。「あ、こいつこんな柔らかい顔するんだ。」というのを発見したお店です。

人間の本性が垣間見えて、なんだかちょっと自分も見られてると思うと恥ずかしいです。「ラーメンふうふう」。

 

「喜多方ラーメン坂内」

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東京に来てからの不動の一位であり、自分がいま一番食べているのはここの焼豚(チャーシュー)ラーメンです。

自分は豚骨系も驚きとパッションという意味では評価し大好きなんですけれども、やはり元祖ラーメン、いわゆる鶏ガラの澄んだスープ+メンマ+ちょっとしょっぱいチャーシュー+ネギ、という古き良き「中華そば系」こそもっともうまいラーメンだと信じて疑いません。

先日顧問弁護士事務所の先生と2人で食いました。彼も「ショーユ系」が好きなご仁で。

ランチだったんですが、彼の司法試験時代から18年連れ添ったねこちゃんの突然の訃報をカウンターでお伺いしまして。

「それはツラいですね、、、ご愁傷様です。」

「いえ、でも、ありがとうございます。全部食えないかもしれないけど、嬉しいです。」

といったマサカの展開となりました。

やはり「ラーメン屋さんでしか出てこない話」ってありますね。

 

「スガキヤ」

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自分とこは両親が共働きだったので、祖父母に預けられることが多く、初孫という事もあって、嬉しいじじいはいきおい、長男を連れ回すわけです。「俳句の会」とか「寺巡りの会」「獅子保存会」。行きましたねえ、じじいだらけ会。

弟も妹も「つまらない」「たんすくさい」とのたまい、決して同行しないんですけれども、じじい英才教育だったわたしは「行けばアイドル」になれるじじい会はとても好きであり、そういった意味ではじじいと需要と供給が一致しておりました。

帰りはそして毎回、友情の「男2人でカウンターラーメン」とこうなるわけです。

 

幼心に「おれのじじいはラーメンの好きなじじいで良かった」と、思っていたのであるが、今思えば、ラーメンが好きなわたしに合せてくれていたことは明白であり。

 

じじいによく連れてってもらったのは、ユニーの5階に入っていたスガキヤでした。

名古屋のチェーンで、東京にはありません。天下一品よりファストカジュアルな感じ。「肉入りラーメン」380円(!)がうまいです。

 

マクドナルドの無かった高校生時代、部活の後の熱い話といえばスガキヤでした。

また、スガキヤは、そのもはや介護スプーンかと思わせるフォーク付スプーンも名物です。

MoMAノリタケで売ってる。。マジですか。。

 

と、こう見てくると、ラーメンとは須らく「カウンターで友情をはぐくむ食い物」である、という定義ができそうです。そうなんだよなあ、嫌いなヤツとラーメンなんか食わない。

またいっぽう、元気がないと食えない、ジャンクで重い食い物でもあると思うわけです。

以上三段論法的に導き出される答えとして「ラーメンは青春の味」と言えるのかも知れません。

 

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※美味しんぼ38「ラーメン戦争」

 

一生、仲間と、家族と、元気にラーメンの食い続けられる人生でありたいと思います。

今日も1日、「青春」でがんばります!

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