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新しい住まいの形セルフリノベーションと猫付き物件!
2014.05.26|☆KAYA☆
月曜日は☆KAYA☆です。
一人暮らしの人も、家族の人にも面白い住まいのお話です。
通常、賃貸は立ち退く際に原状回復義務がありますよね。そのため壁紙を変えたり壁に穴を空ける事は出来ません。しかし最近個人のライフスタイルに合わせてお部屋をカスタムする事が可能なセルフリノベーション物件(別名:DIY物件)が増えてきています。これは原状回復義務が解除されており、自由にDIYが出来るという物件です。
DIY(Do it yourself)とは、一般的に「家具など既製品を買うのではなく、自分の手で作ったり修理したりすること」広辞苑第6版と言われています。これまでの 賃貸住宅では、「壁紙を自分の好きな色に替えたい!」「作り付けの家具を設置したい!」と思っても、退去時の原状回復義務などの制約がありました。今回、UR都市機構がご提案するDIY住宅は、そのような制約を見直し、お客様自らの手でお客様好みの住まいづくりを実現できる賃貸住宅です。(UR都市機構)
以前人気番組ヒルナンデスで紹介されたDIY特集がこちら。
穴をあける事はもちろん、壁や床も張り替えが可能です。これは貸す側にもメリットがあります。古くなった物件はリフォームが必要で、貸す側に金銭的負担がかかります。しかし、こちらは住居者自身の費用でリフォームしてもらうのです。近年個人の趣味でリフォームできるお部屋の需要は高まってきており、物件によっては待ちが出ている状況との事です。
こちらには、いかにセルフリノベーション物件を成功させるかの手順が記載されている。
CREATIVE HIKING流セルフリノベーションのすすめ
【1】まずは改装可能な賃貸を見つけよう
【2】どんな部屋にしたいか計画を練ろう
【3】必要な材料と経費、どんな技術が必要かを把握しよう
【4】工事のマナーを守ろう
【5】友達、家族を巻き込もう
大掛かりな作業になると一人では難しいので、同棲なら2人で、一人暮らしなら友人を巻き込んで作業するのがよいでしょう。物件探しの際に、重要な質問事項は必ず聞いておこう!
【こんなん聞いてみるといいかも】
・どこまで改装できますか?
改装可能物件といっても何でもやって言い訳ではありません。中には、壁紙だけしかかえられない等、制限がある物件もありますので、改装可能範囲は必ず相談してください。僕の場合は、事前に改装計画書を作って管理会社の許可を取りました。壁を壊したり、天井・床に大幅なリフォームを加える内容だったのですが、建物の構造(強度)に関わる部分ではなかったためすべてOKして頂きました。
※ど素人なので、計画書といってもパワポでやりたい事を箇条書きにしたり図で説明したりした程度です。当時提出した計画書がありましたので、良かったらご覧ください。■ 計画書
・アスベストは大丈夫ですか?
改装可能物件には築何十年とたっている古い物件が多いです。特に法規制がされる1975年以前の建物の場合は要チェックです。知らずに天井を上げて、アスベストが入っていたという事になったら大変ですし、個人で撤去するには費用もかなりかかるので重要チェックポイントです。
・現状回復義務は本当にありませんよね?
事前に改装可能範囲の合意が取れていないと退去時にトラブルの原因になります。事前に改装内容に了承をとった上で、「現状回復義務なし!」の太鼓判を管理会社もしくは大家さんに押してもらいましょう。(CREATIVE HIKING)
その後、以下の店舗などで材料を購入☆
工事の際の注意点はご近所への騒音問題。事前にご近所へ挨拶回りをして、短期集中で作業する事がよいでしょう。今後更にセルフリノベーション物件が増える事が予想されています。
続いてはペットを飼いたい人に朗報です。ペット可の物件は、比較的家賃も高めです。しかし今話題になっているのは住むと勝手に猫がついてくるというかわった物件!しかもどの猫にするか選べるらしい!!!!
東京都内や神奈川県を中心に「猫付きマンション」なる物件がじわじわと人気を高めているのをご存知だろうか。ペット可、ではなく、その物件に入居するともれなく猫が付いてくる。しかも、自分で猫を選べるのだ。
動物病院も運営し、猫の健康管理に重点を置きつつ、去勢不妊手術もきちんと行う。
仕掛人は、NPO法人東京キャットガーデン代表の山本葉子さん。同NPO法人は、保健所や動物愛護センターなどから猫を引き取り、保護飼育をしながら去勢不妊手術をし、飼育希望の人に譲渡する活動を行っている。猫の殺処分ゼロを目指し、様々な取り組みを行う中で、山本さんが考案したのがこの「猫付きマンション」。ペット可のマンションが増えてきた現状をみて、ある大家さんに提案したのが始まりだ。
「空室をなくしたい大家さん、猫と住みたい入居者、猫の居場所を確保したい保護団体の三者が共同で行うボランティア活動なのです」と山本さん。東京を中心に神奈川、埼玉に広がり、現在20棟ほどの物件を確保しているとか。猫との同居を希望する入居者は、まず里親審査を受ける必要がある。面談も行い、猫を飼育する条件と適正をクリアすると、大塚、西国分寺などにある同NPO法人が運営する猫カフェスタイルのシェルターへ。1歳以上の猫の中から、同居したい猫を選ぶ仕組みだ。(Yahoo!ニュース)
欧米を始め、ペットショップでペットを購入する事が避難され始めている現在、今後ペットを飼うことは更に”出会い”が重要になってきます。都会に住んでいれば「猫や犬が捨てられていて拾ってきた」なんて場面には出くわしにくいですし、ペットと出会う為にその物件に入居するのであれば、その子(ペット)との運命なのかなと感じます。
最近流行のシェアハウスでも、今後人間と動物がシェア出来る環境も計画されているようです。入居後猫を選べるのは、犬では実現が難しいかなと個人的に感じました。犬好きの人は”大型犬が好き””チワワが好き”と様々だからです。
猫好きの人はどーーーんな猫でも、ネコ科なら大好きです。種類や毛色なんてさほど気にしません。猫、その存在自体が好きなのです。例えライオンやチーターでも、飼える事なら飼いたいのです。猫を5匹飼っている(内4匹は拾った猫です)私からすると、猫はマンションには最適だと思います。犬の様に吠えませんし、散歩もいりません。猫は犬と違って通常爪を隠して歩くので、フローロングを傷つける事もありません。
このように、個々のライフスタイルに合わせた様々な物件が出始めています。物件を選ぶ事も、住む事も、今後更に楽しくなっていくでしょう!